湖の周りのランニングコースをAとBの2人が反対方向に走る。2人が同時に出発すると18分後に出会い、AがBよりも5分遅れて出発すると、Aは出発してから15分後にBと出会う。Aの速さを分速 $x$ m、Bの速さを分速 $y$ mとする。(1) 2人が同時に出発した場合の式を立てる。(2) Aが5分遅れて出発した場合の式を立てる。(3) (1)と(2)で立てた式を連立方程式として解き、AとBの速さをそれぞれ求める。

代数学連立方程式文章問題速さ距離時間
2025/6/7

1. 問題の内容

湖の周りのランニングコースをAとBの2人が反対方向に走る。2人が同時に出発すると18分後に出会い、AがBよりも5分遅れて出発すると、Aは出発してから15分後にBと出会う。Aの速さを分速 xx m、Bの速さを分速 yy mとする。(1) 2人が同時に出発した場合の式を立てる。(2) Aが5分遅れて出発した場合の式を立てる。(3) (1)と(2)で立てた式を連立方程式として解き、AとBの速さをそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1) 2人が同時に出発した場合、18分間で2人が進んだ距離の合計がコースの全長になる。コースの全長は7.2km = 7200mなので、
18x+18y=720018x + 18y = 7200
(2) Aが5分遅れて出発する場合、Aは15分間、Bは20分間走る。2人が進んだ距離の合計がコースの全長になるので、
15x+20y=720015x + 20y = 7200
(3) 連立方程式
18x+18y=720018x + 18y = 7200
15x+20y=720015x + 20y = 7200
を解く。
最初の式を18で割ると
x+y=400x + y = 400
二番目の式を5で割ると
3x+4y=14403x + 4y = 1440
最初の式から
x=400yx = 400 - y
これを二番目の式に代入すると
3(400y)+4y=14403(400 - y) + 4y = 1440
12003y+4y=14401200 - 3y + 4y = 1440
y=240y = 240
x=400240=160x = 400 - 240 = 160

3. 最終的な答え

ア: 7200
イ: 15
ウ: 20
エ: 160
オ: 240
Aの速さ = 分速160m
Bの速さ = 分速240m

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