1. 問題の内容
大小2つのサイコロを投げるとき、以下のそれぞれの場合の数を求めます。
(1) 目の積が偶数になる場合
(2) 目の和が偶数になる場合
2. 解き方の手順
(1) 目の積が偶数になる場合
まず、2つのサイコロの目の出方の総数は 通りです。
目の積が偶数になるのは、少なくともどちらか一方の目が偶数である場合です。
目の積が奇数になるのは、両方の目が奇数である場合です。奇数の目は1,3,5の3つなので、両方とも奇数になる場合は 通りです。
したがって、目の積が偶数になるのは、全体の通り数から目の積が奇数になる場合を引けば良いので、
通りです。
(2) 目の和が偶数になる場合
目の和が偶数になるのは、次の2つの場合です。
(a) 両方の目が偶数である場合:偶数の目は2,4,6の3つなので、 通り
(b) 両方の目が奇数である場合:奇数の目は1,3,5の3つなので、 通り
したがって、目の和が偶数になるのは 通りです。
3. 最終的な答え
(1) 目の積が偶数になる場合:27通り
(2) 目の和が偶数になる場合:18通り