まず、504を素因数分解します。
504=2×252=2×2×126=2×2×2×63=2×2×2×3×21=2×2×2×3×3×7 したがって、504=23×32×7 ある自然数の2乗にするためには、素因数分解した時の各素数の指数が偶数でなければなりません。
504の素因数分解の結果を見ると、2の指数は3(奇数)、3の指数は2(偶数)、7の指数は1(奇数)です。
したがって、2の指数を偶数にするためには、少なくとも21をかける必要があります。 また、7の指数を偶数にするためには、少なくとも71をかける必要があります。 よって、21×71=2×7=14をかけることで、504は自然数の2乗になります。 実際に計算してみると、504×14=7056。 7056=24×32×72=(22×3×7)2=(4×3×7)2=(12×7)2=842 したがって、7056は84の2乗になります。