問題は、次の標本統計量のうち、不偏推定量に該当するものはどれか、という選択問題です。選択肢は、標本標準偏差、母数、標本分散、標本平均です。
2025/6/8
1. 問題の内容
問題は、次の標本統計量のうち、不偏推定量に該当するものはどれか、という選択問題です。選択肢は、標本標準偏差、母数、標本分散、標本平均です。
2. 解き方の手順
不偏推定量とは、推定量の期待値が推定したい母数と一致する推定量のことです。
* **標本標準偏差:** 標本標準偏差は、通常、母標準偏差をわずかに過小評価する傾向があります。そのため、不偏推定量ではありません。
* **母数:** 母数は推定する対象そのものであり、推定量ではありません。
* **標本分散:** 標本分散には、不偏分散と標本分散の2種類があります。標本分散は、母分散の推定量として偏りがあります。不偏分散は、標本分散を少し修正することで不偏推定量となります。問題文に特に指定がないため、ここでは通常の標本分散を指していると解釈します。
* **標本平均:** 標本平均は、母平均の不偏推定量です。標本平均の期待値は母平均に一致します。
したがって、選択肢の中で不偏推定量に該当するものは標本平均です。
3. 最終的な答え
標本平均