与えられた式を展開し、整理して簡単にすることを求められています。式は次の通りです。 $(a^2b + ab^2)(a-b) + (a^2c - ac^2)(a-c) + (b^2c + bc^2)(b-c)$

代数学式の展開因数分解多項式
2025/3/9

1. 問題の内容

与えられた式を展開し、整理して簡単にすることを求められています。式は次の通りです。
(a2b+ab2)(ab)+(a2cac2)(ac)+(b2c+bc2)(bc)(a^2b + ab^2)(a-b) + (a^2c - ac^2)(a-c) + (b^2c + bc^2)(b-c)

2. 解き方の手順

まず、各項を展開します。
第一項:
(a2b+ab2)(ab)=a3ba2b2+a2b2ab3=a3bab3(a^2b + ab^2)(a-b) = a^3b - a^2b^2 + a^2b^2 - ab^3 = a^3b - ab^3
第二項:
(a2cac2)(ac)=a3ca2c2a2c2+ac3=a3c2a2c2+ac3(a^2c - ac^2)(a-c) = a^3c - a^2c^2 - a^2c^2 + ac^3 = a^3c - 2a^2c^2 + ac^3
第三項:
(b2c+bc2)(bc)=b3cb2c2+b2c2bc3=b3cbc3(b^2c + bc^2)(b-c) = b^3c - b^2c^2 + b^2c^2 - bc^3 = b^3c - bc^3
次に、これらの項をすべて足し合わせます。
a3bab3+a3c2a2c2+ac3+b3cbc3a^3b - ab^3 + a^3c - 2a^2c^2 + ac^3 + b^3c - bc^3
この式をさらに整理するために、因数分解を試みます。まず、a3a^3を含む項をまとめると、a3b+a3c=a3(b+c)a^3b + a^3c = a^3(b+c) となります。しかし、式全体をきれいに因数分解するのは難しいようです。
与えられた式を少し変形することを試みます。a3bab3=ab(a2b2)=ab(a+b)(ab)a^3b - ab^3 = ab(a^2 - b^2) = ab(a+b)(a-b)のように変形できる項があることに気づきます。しかし、この式全体を因数分解するのは難しいです。

3. 最終的な答え

展開して整理した結果、以下の式が得られます。
a3bab3+a3c2a2c2+ac3+b3cbc3a^3b - ab^3 + a^3c - 2a^2c^2 + ac^3 + b^3c - bc^3
または
a3b+a3c+b3cab3+ac3bc32a2c2a^3b + a^3c + b^3c - ab^3 + ac^3 - bc^3 - 2a^2c^2
これ以上簡単にすることは難しいです。
a3(b+c)+b3cab3+ac3bc32a2c2a^3(b+c) + b^3c - ab^3 + ac^3 - bc^3 - 2a^2c^2

「代数学」の関連問題

与えられた6つの式を因数分解します。

因数分解多項式
2025/4/6

与えられた5つの式を展開する問題です。

式の展開多項式公式
2025/4/6

与えられた数式 $\left\{ \frac{1}{2}n(n+1) \right\}^2$ を計算して、展開した形を求める問題です。

展開多項式計算
2025/4/6

与えられた問題は、$\sum_{k=1}^{n} k(k^2 + 1)$ を計算することです。

級数シグマ公式多項式
2025/4/6

比例 $y=ax$ ($a>0$) と反比例 $y=\frac{12}{x}$ ($x>0$) のグラフが点Aで交わっており、点Aのx座標は2である。また、比例 $y=-\frac{1}{2}x$ の...

関数比例反比例座標平面面積三角形
2025/4/6

初項 $a$, 公比 $r$ が実数の等比数列において、初項から第 $n$ 項までの和を $S_n$ とするとき、$S_3 = 3$, $S_6 = 27$ であった。このとき、$a$ と $r$ の...

等比数列数列和の公式方程式
2025/4/6

4つの一次関数 $y=4x+2a$, $y=-2x+a$, $y=ax-3$, $y=-ax-2$ のうち、$a>0$ を満たすどのような $a$ の値であっても、グラフが $x<0$ かつ $y>0...

一次関数グラフ不等式座標平面
2025/4/6

2点 $(-3, 2)$, $(2, -1)$ を通る直線に平行で、点 $(5, 2)$ を通る直線の式を求める問題です。求める直線の式は、$y = \frac{アイ}{ウ}x + エ$ の形で表され...

一次関数直線の式傾き平行
2025/4/6

商品Aと商品Bがある。商品Aを2個と商品Bを1個定価で買った場合と、商品Aを定価の2割引で1個と商品Bを定価で2個買った場合の代金がどちらも176円である。商品Aと商品Bそれぞれの定価を求める。

連立方程式文章問題価格計算
2025/4/6

3次方程式 $2x^3 - 6x^2 + a = 0$ の異なる実数解の個数を、定数 $a$ の値によって分類して求める問題です。

3次方程式微分増減実数解
2025/4/6