はい、承知しました。問題文にある数学の問題を解きます。
**
1. 問題の内容**
複数の数学の問題が提示されています。それぞれ、
1. 円周率$\pi$に関するデデキント切断
2. 集合の上限、下限、最大値、最小値
3. 数列の収束の$\epsilon$-$N$論法による記述と証明
4. 極限の$\epsilon$-$N$論法による記述
5. 極限の計算($\sum_{k=1}^{n} k^2 / n^3$)
6. 極限の計算($(1 - 2/n)^n$)
7. 極限の計算($(\sqrt{1+x} - \sqrt{1-x}) / x$)
8. 関数の連続性
9. 接線の方程式
1
0. 逆三角関数の導関数
1
1. 関数のn階導関数
1
2. マクローリン展開
1
3. マクローリン展開と近似値
1
4. マクローリン展開の比較
1
5. 複素数の指数関数
**
2. 解き方の手順**
1. **円周率 $\pi$ のデデキント切断**
有理数全体の集合 を、 より小さい有理数の集合 と、 以上の有理数の集合 に分割します。
, .
2. **集合の上限、下限、最大値、最小値**
- :
- 下限: -3, 上限: 5
- 最小値: なし, 最大値: なし
- ( は 0 を含まない自然数全体):
- 下限: 1, 上限: 2
- 最小値: 1, 最大値: 2
3. **数列の収束の $\epsilon$-$N$ 論法による記述と証明**
- 仮定: 数列 が に収束するとは、任意の に対して、ある自然数 が存在し、 ならば が成り立つことをいう。
- 結論: 数列 が に収束するとは、任意の に対して、ある自然数 が存在し、 ならば が成り立つことをいう。
- 証明: であるから、 が に収束するならば、 は に収束する。
4. **極限の $\epsilon$-$N$ 論法による記述**
- を - 論法で記述すると、任意の に対して、ある自然数 が存在し、 ならば が成り立つ。
- のとき、
したがって、 より大きい最小の自然数、つまり3以上であれば良い。
5. **極限の計算 ($\sum_{k=1}^{n} k^2 / n^3$)**
6. **極限の計算 ($(1 - 2/n)^n$)**
7. **極限の計算 ($\frac{\sqrt{1+x} - \sqrt{1-x}}{x}$)**
8. **関数の連続性**
は、絶対値関数が連続なので、連続である。
微分可能でない点は、 と である。
9. **接線の方程式**
のとき、
における接線の傾きは、.
点 を通る接線の方程式は、.
したがって、
1
0. **逆三角関数の導関数**
1
1. **関数の n 階導関数**
1
2. **マクローリン展開**
1
3. **マクローリン展開と近似値**
n = 3 のとき、
1
4. **マクローリン展開の比較**
のときのマクローリン展開は、
をのべき乗に展開すると、となります。したがって、近似式は3次までの項まで一致しますが、それ以上の項は無視しています。
1
5. **複素数の指数関数**
**
3. 最終的な答え**
上記に各問題の答えを記載しました。