次の式を計算します。 $\frac{1}{\sqrt{2}-1} - \frac{1}{\sqrt{3}-\sqrt{2}} + \frac{1}{2-\sqrt{3}}$

算数式の計算分母の有理化平方根
2025/6/8

1. 問題の内容

次の式を計算します。
121132+123\frac{1}{\sqrt{2}-1} - \frac{1}{\sqrt{3}-\sqrt{2}} + \frac{1}{2-\sqrt{3}}

2. 解き方の手順

それぞれの分数の分母を有理化します。
121\frac{1}{\sqrt{2}-1} の分母を有理化するには、分母と分子に 2+1\sqrt{2}+1 をかけます。
132\frac{1}{\sqrt{3}-\sqrt{2}} の分母を有理化するには、分母と分子に 3+2\sqrt{3}+\sqrt{2} をかけます。
123\frac{1}{2-\sqrt{3}} の分母を有理化するには、分母と分子に 2+32+\sqrt{3} をかけます。
121=2+1(21)(2+1)=2+121=2+1\frac{1}{\sqrt{2}-1} = \frac{\sqrt{2}+1}{(\sqrt{2}-1)(\sqrt{2}+1)} = \frac{\sqrt{2}+1}{2-1} = \sqrt{2}+1
132=3+2(32)(3+2)=3+232=3+2\frac{1}{\sqrt{3}-\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{3}+\sqrt{2}}{(\sqrt{3}-\sqrt{2})(\sqrt{3}+\sqrt{2})} = \frac{\sqrt{3}+\sqrt{2}}{3-2} = \sqrt{3}+\sqrt{2}
123=2+3(23)(2+3)=2+343=2+3\frac{1}{2-\sqrt{3}} = \frac{2+\sqrt{3}}{(2-\sqrt{3})(2+\sqrt{3})} = \frac{2+\sqrt{3}}{4-3} = 2+\sqrt{3}
したがって、
121132+123=(2+1)(3+2)+(2+3)\frac{1}{\sqrt{2}-1} - \frac{1}{\sqrt{3}-\sqrt{2}} + \frac{1}{2-\sqrt{3}} = (\sqrt{2}+1) - (\sqrt{3}+\sqrt{2}) + (2+\sqrt{3})
=2+132+2+3= \sqrt{2} + 1 - \sqrt{3} - \sqrt{2} + 2 + \sqrt{3}
=1+2= 1 + 2
=3= 3

3. 最終的な答え

3

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