関数 $y = \log_2(x-1)$ のグラフを描く問題です。

解析学対数関数グラフ平行移動定義域漸近線
2025/6/8

1. 問題の内容

関数 y=log2(x1)y = \log_2(x-1) のグラフを描く問題です。

2. 解き方の手順

まず、y=log2xy = \log_2 x のグラフを描くことを考えます。
これは x=2yx = 2^y と変形できます。
いくつか点をプロットしてみましょう。
y=0y = 0 のとき、x=20=1x = 2^0 = 1
y=1y = 1 のとき、x=21=2x = 2^1 = 2
y=2y = 2 のとき、x=22=4x = 2^2 = 4
y=1y = -1 のとき、x=21=12x = 2^{-1} = \frac{1}{2}
y=2y = -2 のとき、x=22=14x = 2^{-2} = \frac{1}{4}
これらの点を結ぶと、y=log2xy = \log_2 x のグラフが描けます。
次に、y=log2(x1)y = \log_2(x-1) のグラフは、y=log2xy = \log_2 x のグラフを xx 軸方向に 11 だけ平行移動したものです。
つまり、y=log2(x1)y = \log_2(x-1) は、x1>0x-1 > 0、つまり x>1x > 1 で定義されます。
漸近線は x=1x = 1 です。
x=2x = 2 のとき、y=log2(21)=log21=0y = \log_2(2-1) = \log_2 1 = 0
x=3x = 3 のとき、y=log2(31)=log22=1y = \log_2(3-1) = \log_2 2 = 1
x=5x = 5 のとき、y=log2(51)=log24=2y = \log_2(5-1) = \log_2 4 = 2
x=32x = \frac{3}{2} のとき、y=log2(321)=log212=1y = \log_2(\frac{3}{2}-1) = \log_2 \frac{1}{2} = -1
x=54x = \frac{5}{4} のとき、y=log2(541)=log214=2y = \log_2(\frac{5}{4}-1) = \log_2 \frac{1}{4} = -2
これらの点を結ぶと、y=log2(x1)y = \log_2(x-1) のグラフが描けます。

3. 最終的な答え

y=log2(x1)y = \log_2(x-1) のグラフは、y=log2xy = \log_2 x のグラフをxx軸方向に11だけ平行移動したグラフ。定義域はx>1x > 1、漸近線はx=1x=1
(グラフは実際に描いてください。)

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