曲線 $y = \sqrt{9-x^2}$ と x 軸で囲まれた部分を x 軸の周りに回転させてできる立体の体積を求める問題です。積分を用いた体積の計算の空欄を埋める形式になっています。

解析学積分回転体の体積定積分偶関数体積
2025/6/8

1. 問題の内容

曲線 y=9x2y = \sqrt{9-x^2} と x 軸で囲まれた部分を x 軸の周りに回転させてできる立体の体積を求める問題です。積分を用いた体積の計算の空欄を埋める形式になっています。

2. 解き方の手順

回転体の体積の公式は、V=πaby2dxV = \pi \int_{a}^{b} y^2 dx で表されます。
ここで、y=9x2y = \sqrt{9-x^2} なので、y2=9x2y^2 = 9-x^2 となります。
したがって、体積は V=πab(9x2)dxV = \pi \int_{a}^{b} (9-x^2) dx と表されます。
まず、積分範囲 aabb を求める必要があります。曲線 y=9x2y = \sqrt{9-x^2} と x軸 (y=0) の交点を求めます。
9x2=0\sqrt{9-x^2} = 0 を解くと、9x2=09-x^2 = 0 より、x2=9x^2 = 9 となり、x=±3x = \pm 3 を得ます。
よって、積分範囲は 3-3 から 33 となります。
したがって、V=π33(9x2)dxV = \pi \int_{-3}^{3} (9-x^2) dx となります。
これは偶関数なので、V=2π03(9x2)dxV = 2\pi \int_{0}^{3} (9-x^2) dx と書き換えることができます。
積分を計算すると、V=2π[9xx33]03=2π[(9(3)333)(0)]=2π(279)=2π(18)=36πV = 2\pi [9x - \frac{x^3}{3}]_{0}^{3} = 2\pi [(9(3) - \frac{3^3}{3}) - (0)] = 2\pi (27 - 9) = 2\pi (18) = 36\pi となります。
よって、求める体積は 36π36\pi です。
それぞれの空欄に当てはまるものを特定します。
A: π\pi
B: -3
C: 3
D: dxdx
E: π\pi
F: 0
G: 3
H: 9
I: 2
J: 36
K: 1

3. 最終的な答え

A: π\pi
B: -3
C: 3
D: dxdx
E: π\pi
F: 0
G: 3
H: 9
I: 2
J: 36
K: 1

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