円の方程式を求める問題です。 (1) 円 $x^2 + y^2 - 3x + 5y - 1 = 0$ と中心が同じで、点$(1, 2)$ を通る円の方程式を求めます。 (2) 点 $(1, -3)$ に関して、円 $x^2 + y^2 = 1$ と対称な円の方程式を求めます。 (5) 点 $(1, 2)$ を通り、$x$ 軸および $y$ 軸に接する円の方程式を求めます。

幾何学円の方程式座標平面中心半径対称移動接する
2025/6/8
はい、承知いたしました。問題文の指示に従い、円の方程式を求める問題について、日本語で回答します。今回は問題(1), (2), (5) を解きます。

1. 問題の内容

円の方程式を求める問題です。
(1) 円 x2+y23x+5y1=0x^2 + y^2 - 3x + 5y - 1 = 0 と中心が同じで、点(1,2)(1, 2) を通る円の方程式を求めます。
(2) 点 (1,3)(1, -3) に関して、円 x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 と対称な円の方程式を求めます。
(5) 点 (1,2)(1, 2) を通り、xx 軸および yy 軸に接する円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 円 x2+y23x+5y1=0x^2 + y^2 - 3x + 5y - 1 = 0 の中心を求めます。
平方完成を行うと、
(x32)2+(y+52)2=1+94+254(x - \frac{3}{2})^2 + (y + \frac{5}{2})^2 = 1 + \frac{9}{4} + \frac{25}{4}
(x32)2+(y+52)2=384(x - \frac{3}{2})^2 + (y + \frac{5}{2})^2 = \frac{38}{4}
したがって、中心は (32,52)(\frac{3}{2}, -\frac{5}{2}) です。
求める円の方程式を (x32)2+(y+52)2=r2(x - \frac{3}{2})^2 + (y + \frac{5}{2})^2 = r^2 とおきます。この円が点 (1,2)(1, 2) を通るので、
(132)2+(2+52)2=r2(1 - \frac{3}{2})^2 + (2 + \frac{5}{2})^2 = r^2
(12)2+(92)2=r2(-\frac{1}{2})^2 + (\frac{9}{2})^2 = r^2
14+814=r2\frac{1}{4} + \frac{81}{4} = r^2
r2=824=412r^2 = \frac{82}{4} = \frac{41}{2}
したがって、求める円の方程式は
(x32)2+(y+52)2=412(x - \frac{3}{2})^2 + (y + \frac{5}{2})^2 = \frac{41}{2}
x23x+94+y2+5y+254=824x^2 - 3x + \frac{9}{4} + y^2 + 5y + \frac{25}{4} = \frac{82}{4}
x2+y23x+5y=82344x^2 + y^2 - 3x + 5y = \frac{82 - 34}{4}
x2+y23x+5y=484=12x^2 + y^2 - 3x + 5y = \frac{48}{4} = 12
x2+y23x+5y12=0x^2 + y^2 - 3x + 5y - 12 = 0
(2) 円 x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 の中心は (0,0)(0, 0) です。点 (0,0)(0, 0) を点 (1,3)(1, -3) に関して対称移動した点を (x,y)(x', y') とすると、
0+x2=1,0+y2=3\frac{0 + x'}{2} = 1, \frac{0 + y'}{2} = -3
x=2,y=6x' = 2, y' = -6
したがって、対称な円の中心は (2,6)(2, -6) です。半径は変わらず 1 なので、求める円の方程式は
(x2)2+(y+6)2=1(x - 2)^2 + (y + 6)^2 = 1
(5) 求める円の方程式を (xa)2+(yb)2=r2(x - a)^2 + (y - b)^2 = r^2 とおきます。
xx 軸と yy 軸に接するので、a=±ra = \pm r, b=±rb = \pm r です。
また、点 (1,2)(1, 2) を通るので、(1a)2+(2b)2=r2(1 - a)^2 + (2 - b)^2 = r^2 が成り立ちます。
xx 軸および yy 軸に接する円なので、中心は (r,r)(r, r), (r,r)(-r, r), (r,r)(r, -r), (r,r)(-r, -r) のいずれかになります。
しかし、点 (1,2)(1, 2) を通るので、中心は第1象限に存在する必要があります。したがって、中心は (r,r)(r, r) です。
よって、円の方程式は (xr)2+(yr)2=r2(x - r)^2 + (y - r)^2 = r^2 となります。
(1,2)(1, 2) を通るので、(1r)2+(2r)2=r2(1 - r)^2 + (2 - r)^2 = r^2 を満たします。
12r+r2+44r+r2=r21 - 2r + r^2 + 4 - 4r + r^2 = r^2
r26r+5=0r^2 - 6r + 5 = 0
(r1)(r5)=0(r - 1)(r - 5) = 0
r=1,5r = 1, 5
したがって、円の方程式は
(x1)2+(y1)2=1(x - 1)^2 + (y - 1)^2 = 1 または (x5)2+(y5)2=25(x - 5)^2 + (y - 5)^2 = 25

3. 最終的な答え

(1) x2+y23x+5y12=0x^2 + y^2 - 3x + 5y - 12 = 0
(2) (x2)2+(y+6)2=1(x - 2)^2 + (y + 6)^2 = 1
(5) (x1)2+(y1)2=1(x - 1)^2 + (y - 1)^2 = 1 または (x5)2+(y5)2=25(x - 5)^2 + (y - 5)^2 = 25

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