まず、チェバの定理を用いる。チェバの定理とは、三角形ABCにおいて、各辺に点P, Q, Rがそれぞれ存在し、線分AP, BQ, CRが1点で交わるとき、
RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 が成り立つというものである。
この問題では、ARの長さを求めるためにチェバの定理を利用する。
ARの長さをxとおくと、5x⋅83⋅35=1 12015x=1 x=15120=8 したがって、AR = 8となる。
次に、メネラウスの定理を用いる。メネラウスの定理とは、三角形ABCにおいて、直線lが辺BC, CA, AB(またはその延長)とそれぞれP, Q, Rで交わるとき、
RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 が成り立つというものである。
ここでは三角形ARBに対して直線CXを考える。
CPBC⋅XAPX⋅QBAQ=1 したがって、RBAR⋅XQBX⋅CAQC=1 XPAX⋅CBPC⋅RABR=1 CQAC⋅XBQX⋅RABR=1 今回は、三角形ARPに対して直線BCを考える.
BARBQCAQPRCP=1 CX/XRを求めるために、三角形BCRに点Aを考える。 PCBP×QACQ×RBAR=83×35×5AR=1. 三角形ACRと直線BQにおいてメネラウスの定理を用いる。
QCAQ×BPCB×XAPX=1 PCAP⋅BQCB⋅ARQA=1 三角形BCRに対し、直線AXを考えると、メネラウスの定理より、
PCBP⋅XRCX⋅ABRA=1 83⋅XRCX⋅5+88=1 83⋅XRCX⋅138=1 10424⋅XRCX=1 XRCX=24104=313