与えられた連立一次方程式を解いて、$x, y, z$ の値を求める問題です。 $ \begin{cases} -2x+6y+7z=-3 \\ x-3y-z=4 \\ y+6z=4 \end{cases} $

代数学連立一次方程式線形代数解法
2025/6/8
## 問題4

1. 問題の内容

与えられた連立一次方程式を解いて、x,y,zx, y, z の値を求める問題です。
\begin{cases}
-2x+6y+7z=-3 \\
x-3y-z=4 \\
y+6z=4
\end{cases}

2. 解き方の手順

(1) 第2式からxxを消去します。第2式を2倍して第1式に足します。
2(x-3y-z) = 2(4) \\
2x - 6y - 2z = 8
これを第1式に足すと:
(-2x+6y+7z) + (2x - 6y - 2z) = -3 + 8 \\
5z = 5 \\
z = 1
(2) z=1z = 1を第3式に代入します。
y + 6(1) = 4 \\
y + 6 = 4 \\
y = -2
(3) y=2y = -2z=1z = 1を第2式に代入します。
x - 3(-2) - 1 = 4 \\
x + 6 - 1 = 4 \\
x + 5 = 4 \\
x = -1

3. 最終的な答え

x=1,y=2,z=1x = -1, y = -2, z = 1
## 問題5

1. 問題の内容

与えられた連立一次方程式を解いて、x,y,zx, y, z の値を求める問題です。
\begin{cases}
x+2y+3z=4 \\
2x-3y-z=-1 \\
2x+y+3z=0
\end{cases}

2. 解き方の手順

(1) 第1式を2-2倍して第2式に足します。
-2(x+2y+3z) = -2(4) \\
-2x-4y-6z = -8
これを第2式に足すと:
(2x-3y-z) + (-2x-4y-6z) = -1 + (-8) \\
-7y-7z = -9
(2) 第1式を2-2倍して第3式に足します。
-2(x+2y+3z) = -2(4) \\
-2x-4y-6z = -8
これを第3式に足すと:
(2x+y+3z) + (-2x-4y-6z) = 0 + (-8) \\
-3y-3z = -8
(3) 新しく得られた2つの式を連立させます。
\begin{cases}
-7y-7z = -9 \\
-3y-3z = -8
\end{cases}
最初の式を7で割ると: yz=97-y - z = -\frac{9}{7}
2番目の式を3で割ると: yz=83-y - z = -\frac{8}{3}
左辺は同じですが、右辺が異なるので、この連立方程式は解なしです。

3. 最終的な答え

解なし

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