$a > 0$ のとき、不等式 $a + \frac{1}{a} \geq 2$ が成り立つことを証明し、等号が成り立つ条件を求めます。

代数学不等式相加平均相乗平均証明条件
2025/6/8
はい、承知いたしました。画像にある問題の中から、4.33の(1)の問題を解きます。

1. 問題の内容

a>0a > 0 のとき、不等式 a+1a2a + \frac{1}{a} \geq 2 が成り立つことを証明し、等号が成り立つ条件を求めます。

2. 解き方の手順

相加平均と相乗平均の関係を利用します。a>0a > 0 なので、aa1a\frac{1}{a} は正の数です。
相加平均・相乗平均の不等式より、
a+1a2a1a\frac{a + \frac{1}{a}}{2} \geq \sqrt{a \cdot \frac{1}{a}}
a+1a21\frac{a + \frac{1}{a}}{2} \geq \sqrt{1}
a+1a21\frac{a + \frac{1}{a}}{2} \geq 1
両辺を2倍して、
a+1a2a + \frac{1}{a} \geq 2
したがって、不等式 a+1a2a + \frac{1}{a} \geq 2 が成り立つことが証明されました。
次に、等号が成り立つ条件を求めます。
相加平均と相乗平均の不等式において、等号が成り立つのは、a=1aa = \frac{1}{a} のときです。
a=1aa = \frac{1}{a}
両辺にaaをかけて、
a2=1a^2 = 1
a>0a > 0 であるから、
a=1a = 1
したがって、等号が成り立つのは a=1a = 1 のときです。

3. 最終的な答え

不等式 a+1a2a + \frac{1}{a} \geq 2 は成り立つ。
等号が成り立つのは a=1a = 1 のとき。

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