半径10の円に内接する正$n$角形の1辺の長さを求め、また、円の中心から正$n$角形の1辺に下ろした垂線の長さを求める。

幾何学正多角形三角関数幾何学的考察
2025/6/8

1. 問題の内容

半径10の円に内接する正nn角形の1辺の長さを求め、また、円の中心から正nn角形の1辺に下ろした垂線の長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、円の中心をO、正nn角形の頂点をA,Bとする。このとき、三角形OABは二等辺三角形となる。
角AOBは、正nn角形の中心角なので、
AOB=2πn \angle{AOB} = \frac{2\pi}{n}
二等辺三角形OABにおいて、OA=OB=10である。
ABの中点をMとすると、OMはABに対する垂線となる。また、AM=MBである。
三角形OAMにおいて、AOM=πn\angle{AOM} = \frac{\pi}{n}となる。
nn角形の1辺の長さABは、
AB=2AM=2OAsin(πn)=210sin(πn)=20sin(πn)AB = 2AM = 2OA \sin(\frac{\pi}{n}) = 2 \cdot 10 \sin(\frac{\pi}{n}) = 20 \sin(\frac{\pi}{n})
円の中心から正nn角形の1辺に下ろした垂線の長さOMは、
OM=OAcos(πn)=10cos(πn)OM = OA \cos(\frac{\pi}{n}) = 10 \cos(\frac{\pi}{n})

3. 最終的な答え

nn角形の1辺の長さ: 20sin(πn)20 \sin(\frac{\pi}{n})
円の中心から正nn角形の1辺に下ろした垂線の長さ: 10cos(πn)10 \cos(\frac{\pi}{n})

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