(1) 1から100までの自然数の和 $1 + 2 + 3 + \dots + 100$ を求めます。 (2) 1から55までの奇数の和 $1 + 3 + 5 + \dots + 55$ を求めます。

算数等差数列数列の和
2025/3/9

1. 問題の内容

(1) 1から100までの自然数の和 1+2+3++1001 + 2 + 3 + \dots + 100 を求めます。
(2) 1から55までの奇数の和 1+3+5++551 + 3 + 5 + \dots + 55 を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 1から100までの自然数の和は、等差数列の和の公式を利用します。
等差数列の和の公式は Sn=n(a1+an)2S_n = \frac{n(a_1 + a_n)}{2} です。
ここで、nn は項数、a1a_1 は初項、ana_n は末項です。
この問題では、n=100n = 100a1=1a_1 = 1an=100a_n = 100 です。
したがって、S100=100(1+100)2=100×1012=50×101=5050S_{100} = \frac{100(1 + 100)}{2} = \frac{100 \times 101}{2} = 50 \times 101 = 5050
(2) 1から55までの奇数の和も、等差数列の和の公式を利用します。
まず、項数を求めます。奇数列は 1,3,5,1, 3, 5, \dots となり、一般項は an=2n1a_n = 2n - 1 です。
2n1=552n - 1 = 55 を解くと、2n=562n = 56n=28n = 28 となります。したがって、項数は28です。
等差数列の和の公式 Sn=n(a1+an)2S_n = \frac{n(a_1 + a_n)}{2} を用います。
この問題では、n=28n = 28a1=1a_1 = 1an=55a_n = 55 です。
したがって、S28=28(1+55)2=28×562=14×56=784S_{28} = \frac{28(1 + 55)}{2} = \frac{28 \times 56}{2} = 14 \times 56 = 784

3. 最終的な答え

(1) 50505050
(2) 784784

「算数」の関連問題

財布の中に100円玉が3枚、50円玉が5枚、10円玉が1枚入っている。345円の品物を買うとき、お釣りがないようなお金の支払い方は全部で何通りあるか。ただし、使わない種類の硬貨があってもよいものとする...

場合の数組み合わせ支払い方法
2025/4/5

0, 1, 2, 3, 4, 5の6個の数字から異なる3個を選んで並べ、3桁の整数を作る。 (i) 3桁の整数は全部で何個できるか。 (ii) 偶数は全部で何個できるか。 (iii) 321以下の整数...

場合の数整数順列
2025/4/5

${}_8 C_4$ の値を求めよ。

組み合わせ二項係数計算
2025/4/5

1, 2, 3, 4, 5, 6 の6個の数字を横一列に並べるとき、右端の数が奇数であるような並べ方は全部で何通りあるかを求める問題です。

順列場合の数組み合わせ
2025/4/5

問題は $ {}_8 P_4 $ の値を求めることです。

順列組み合わせ場合の数
2025/4/5

1から10までの数字が1つずつ書かれたカードが10枚あります。この中から2枚のカードを同時に取り出すとき、取り出されたカードに書かれている数の和が6の倍数であるのは、全部で何通りあるかを求める問題です...

組み合わせ倍数
2025/4/5

財布の中に100円玉が3枚、50円玉が5枚、10円玉が8枚、5円玉が5枚入っている。345円の商品を買うとき、おつりが出ないようなお金の支払い方は何通りあるかを考える。ただし、使わない硬貨があってもよ...

場合の数組み合わせ支払い方法
2025/4/4

$(\sqrt{5} + \sqrt{3})^2$ を計算し、その結果を $フ + ヘ\sqrt{ホマ}$ の形で表す問題です。

平方根展開計算
2025/4/4

与えられた式 $\frac{14}{3\sqrt{7}} + \sqrt{35} \div 8\sqrt{5}$ を計算し、$\frac{\text{ツテ}\sqrt{\text{ト}}}{\text...

数の計算分数の計算平方根有理化
2025/4/4

与えられた数式 $\frac{12}{\sqrt{2}} - \sqrt{3} \times \sqrt{24}$ を計算し、結果を求めます。

平方根有理化計算
2025/4/4