線分 $BC$ 上に点 $P$ を、$\triangle ABP$ と $\triangle APC$ の面積比が $1:2$ になるようにとるとき、直線 $AP$ の式を求めなさい。

幾何学座標幾何三角形の面積比内分点直線の方程式
2025/3/9

1. 問題の内容

線分 BCBC 上に点 PP を、ABP\triangle ABPAPC\triangle APC の面積比が 1:21:2 になるようにとるとき、直線 APAP の式を求めなさい。

2. 解き方の手順

問題文からは座標の情報が不足しているため、一般的な解法を示すことができません。しかし、以下の前提条件があれば問題を解くことができます。
* 点 AA, BB, CC の座標が分かっている
* 直線 BCBC の式が求まる
この前提条件があるとき、以下の手順で問題を解きます。

1. $\triangle ABP$ と $\triangle APC$ の面積比が $1:2$ であることから、$BP:PC$ の比を求める。

ABP\triangle ABPAPC\triangle APC は、底辺をそれぞれ BPBPPCPC と考えると、高さは共通(点 AA から直線 BCBC への垂線)なので、面積比は底辺の比に等しい。
したがって、BP:PC=1:2BP:PC = 1:2 である。

2. 点 $B$ と点 $C$ の座標を使って、$1$ で求めた比率で線分 $BC$ を内分する点 $P$ の座標を求める。点 $B$ の座標を $(x_B, y_B)$, 点 $C$ の座標を $(x_C, y_C)$ とすると、点 $P$ の座標 $(x_P, y_P)$ は、内分点の公式から以下のようになる。

xP=2xB+1xC1+2=2xB+xC3x_P = \frac{2x_B + 1x_C}{1+2} = \frac{2x_B + x_C}{3}
yP=2yB+1yC1+2=2yB+yC3y_P = \frac{2y_B + 1y_C}{1+2} = \frac{2y_B + y_C}{3}

3. 点 $A$ と点 $P$ の座標を使って、直線 $AP$ の式を求める。

AA の座標を (xA,yA)(x_A, y_A) とすると、直線 APAP の傾き mm は以下のようになる。
m=yPyAxPxAm = \frac{y_P - y_A}{x_P - x_A}
直線 APAP の式は、yyA=m(xxA)y - y_A = m(x - x_A) で表される。これを整理すると、直線 APAP の式が得られる。

3. 最終的な答え

yyA=yPyAxPxA(xxA)y - y_A = \frac{y_P - y_A}{x_P - x_A} (x - x_A)
ただし、xP=2xB+xC3x_P = \frac{2x_B + x_C}{3}yP=2yB+yC3y_P = \frac{2y_B + y_C}{3}

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