ポアソン分布に従う確率変数 $X$ の平均発生数 $\lambda = 2$ が与えられたとき、$E[X^2]$ を求める問題です。ここで、$E[X]$ は $X$ の平均、$V[X]$ は $X$ の分散を表します。そして、$E[X]^2 + V[X] = E[X^2]$ が成り立つことを利用します。

確率論・統計学ポアソン分布期待値分散確率変数
2025/6/8

1. 問題の内容

ポアソン分布に従う確率変数 XX の平均発生数 λ=2\lambda = 2 が与えられたとき、E[X2]E[X^2] を求める問題です。ここで、E[X]E[X]XX の平均、V[X]V[X]XX の分散を表します。そして、E[X]2+V[X]=E[X2]E[X]^2 + V[X] = E[X^2] が成り立つことを利用します。

2. 解き方の手順

ポアソン分布に従う確率変数 XX について、以下の性質が知られています。
* 平均: E[X]=λE[X] = \lambda
* 分散: V[X]=λV[X] = \lambda
問題文より、λ=2\lambda = 2 であるから、
E[X]=2E[X] = 2
V[X]=2V[X] = 2
問題文で与えられた式 E[X2]=E[X]2+V[X]E[X^2] = E[X]^2 + V[X] にこれらの値を代入すると、
E[X2]=(2)2+2E[X^2] = (2)^2 + 2
E[X2]=4+2E[X^2] = 4 + 2
E[X2]=6E[X^2] = 6

3. 最終的な答え

E[X2]=6E[X^2] = 6

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