色の異なる10個の玉を、2個、2個、6個のグループに分ける場合の数を求めます。

確率論・統計学組み合わせ順列場合の数
2025/6/9

1. 問題の内容

色の異なる10個の玉を、2個、2個、6個のグループに分ける場合の数を求めます。

2. 解き方の手順

まず、10個の玉から2個を選ぶ組み合わせを計算します。これは10C2_{10}C_2で表されます。
次に、残りの8個の玉から2個を選ぶ組み合わせを計算します。これは8C2_8C_2で表されます。
最後に、残りの6個の玉は自動的に6個のグループになります。これは6C6=1_6C_6=1で表されます。
これらの組み合わせを掛け合わせると、すべての分け方が得られますが、2個のグループが2つあるため、それらの順序を考慮する必要があります。2個のグループの順序は2!通りあります。そのため、得られた結果を2!で割る必要があります。
したがって、計算式は次のようになります。
10C2×8C2×6C62!=10!2!8!×8!2!6!×6!6!0!2!\frac{_{10}C_2 \times _8C_2 \times _6C_6}{2!} = \frac{\frac{10!}{2!8!} \times \frac{8!}{2!6!} \times \frac{6!}{6!0!}}{2!}
これを計算します。
10C2=10×92×1=45_{10}C_2 = \frac{10 \times 9}{2 \times 1} = 45
8C2=8×72×1=28_8C_2 = \frac{8 \times 7}{2 \times 1} = 28
6C6=1_6C_6 = 1
2! = 2
45×28×12=12602=630\frac{45 \times 28 \times 1}{2} = \frac{1260}{2} = 630

3. 最終的な答え

630通り

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