11個の異なる色の玉を、A, B, Cの3つの袋に、それぞれ2個、3個、6個に分けて入れる方法は何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学組み合わせ場合の数順列
2025/6/9

1. 問題の内容

11個の異なる色の玉を、A, B, Cの3つの袋に、それぞれ2個、3個、6個に分けて入れる方法は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、11個の玉からAに入れる2個を選ぶ組み合わせを考えます。これは、11個から2個を選ぶ組み合わせなので、11C2_{11}C_2 で計算できます。
11C2=11!2!(112)!=11!2!9!=11×102×1=55_{11}C_2 = \frac{11!}{2!(11-2)!} = \frac{11!}{2!9!} = \frac{11 \times 10}{2 \times 1} = 55
次に、残りの9個の玉からBに入れる3個を選ぶ組み合わせを考えます。これは、9個から3個を選ぶ組み合わせなので、9C3_9C_3 で計算できます。
9C3=9!3!(93)!=9!3!6!=9×8×73×2×1=84_9C_3 = \frac{9!}{3!(9-3)!} = \frac{9!}{3!6!} = \frac{9 \times 8 \times 7}{3 \times 2 \times 1} = 84
最後に、残りの6個の玉はCに入れるので、選び方は1通りです。
したがって、全体の場合の数は、それぞれの組み合わせの数を掛け合わせることで求められます。
55×84×1=462055 \times 84 \times 1 = 4620

3. 最終的な答え

4620 通り

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