平均発生数 $\lambda$ 回のことが $X = k$ 回起こる確率がポアソン分布で与えられています。1時間に20回起こる事象が6分間に3回起こる確率を計算し、パーセントで表す問題です。ただし、$exp(-2.0) = 0.135$ が与えられています。

確率論・統計学ポアソン分布確率統計
2025/6/8

1. 問題の内容

平均発生数 λ\lambda 回のことが X=kX = k 回起こる確率がポアソン分布で与えられています。1時間に20回起こる事象が6分間に3回起こる確率を計算し、パーセントで表す問題です。ただし、exp(2.0)=0.135exp(-2.0) = 0.135 が与えられています。

2. 解き方の手順

まず、1時間あたり20回起こる事象が6分間に平均で何回起こるかを計算します。
6分は1時間の1/10なので、6分間における平均発生数 λ\lambda は、
λ=20×110=2\lambda = 20 \times \frac{1}{10} = 2
次に、ポアソン分布の式 P(X=k)=λkk!exp(λ)P(X = k) = \frac{\lambda^k}{k!} exp(-\lambda)λ=2\lambda = 2k=3k = 3 を代入して確率を計算します。
P(X=3)=233!exp(2)P(X = 3) = \frac{2^3}{3!} exp(-2)
P(X=3)=86exp(2)P(X = 3) = \frac{8}{6} exp(-2)
問題文で exp(2.0)=0.135exp(-2.0) = 0.135 が与えられているので、
P(X=3)=86×0.135=43×0.135=0.543=0.18P(X = 3) = \frac{8}{6} \times 0.135 = \frac{4}{3} \times 0.135 = \frac{0.54}{3} = 0.18
最後に、確率をパーセントで表します。
0.18×100=18%0.18 \times 100 = 18\%

3. 最終的な答え

18%

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