11人が3人、4人、4人のグループに分かれて3台のタクシーに乗る方法の数を求める問題です。ただし、タクシーは区別しないものとします。

確率論・統計学組み合わせ順列場合の数グループ分け
2025/6/9

1. 問題の内容

11人が3人、4人、4人のグループに分かれて3台のタクシーに乗る方法の数を求める問題です。ただし、タクシーは区別しないものとします。

2. 解き方の手順

まず、11人の中から3人のグループを作る組み合わせを計算します。これは 11C3_{11}C_3 で表されます。
11C3=11!3!(113)!=11!3!8!=11×10×93×2×1=11×5×3=165_{11}C_3 = \frac{11!}{3!(11-3)!} = \frac{11!}{3!8!} = \frac{11 \times 10 \times 9}{3 \times 2 \times 1} = 11 \times 5 \times 3 = 165
次に、残りの8人の中から4人のグループを作る組み合わせを計算します。これは 8C4_8C_4 で表されます。
8C4=8!4!(84)!=8!4!4!=8×7×6×54×3×2×1=2×7×5=70_8C_4 = \frac{8!}{4!(8-4)!} = \frac{8!}{4!4!} = \frac{8 \times 7 \times 6 \times 5}{4 \times 3 \times 2 \times 1} = 2 \times 7 \times 5 = 70
最後に、残りの4人は自動的に最後のグループになるので、組み合わせは1通りです。
したがって、3つのグループを作る組み合わせは 165×70×1=11550165 \times 70 \times 1 = 11550 通りです。
しかし、4人のグループが2つあるため、グループ分けの順序は区別しません。よって、組み合わせを2!で割る必要があります。
115502!=115502=5775\frac{11550}{2!} = \frac{11550}{2} = 5775

3. 最終的な答え

5775通り

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