単位長さを自由に設定し、長さ1の線分、$\sqrt{5}$、黄金数$\phi$を作図し、最後に黄金長方形を作図する。

幾何学作図黄金比ピタゴラスの定理線分
2025/6/9
## 問題1

1. **問題の内容**

単位長さを自由に設定し、長さ1の線分、5\sqrt{5}、黄金数ϕ\phiを作図し、最後に黄金長方形を作図する。

2. **解き方の手順**

(1) 長さ1の線分を描く:
まず、単位長さ1を自由に決定する。例えば、5cmや6cmなど、問題文に指定された範囲で適当な長さを選び、定規を用いて線分を描く。
(2) 5\sqrt{5}を作図する:
長さ1の線分を底辺とする直角三角形を作り、高さを2とする。ピタゴラスの定理より、斜辺の長さは12+22=5\sqrt{1^2 + 2^2} = \sqrt{5}となる。
* 長さ1の線分ABを描く。
* 点Bにおいて、線分ABに垂直な線分BCを長さ2で描く。
* 線分ACは長さ5\sqrt{5}となる。
(3) 黄金数ϕ\phiを作図する:
黄金数ϕ\phiは、ϕ=1+52\phi = \frac{1 + \sqrt{5}}{2}で定義される。
* 長さ5\sqrt{5}の線分ACを(2)で作図したものを利用する。
* 長さ1の線分ADを作図する。
* 線分ACとADを足し合わせると、長さは1+51 + \sqrt{5}となる。
* この線分の半分が黄金数ϕ\phiになるので、線分を二等分する。
(4) 黄金長方形を作図する:
黄金長方形は、短辺と長辺の比が1:ϕ\phiである長方形である。
* 長さ1の線分を短辺とする。
* 上記で作図した黄金数ϕ\phiを長辺とする。
* 短辺と長辺をそれぞれ2組作り、長方形を完成させる。

3. **最終的な答え**

長さ1の線分、長さ5\sqrt{5}の線分、黄金数ϕ\phiの長さ、そして黄金長方形を作図する。それぞれの作図手順は上記の通り。
## 問題2

1. **問題の内容**

単位長さ1と長さaaの線分を自由に設定し、与えられた手順に従って図形を作図し、CD=CECD = CEであることを確認する。

2. **解き方の手順**

(1) 長さ1の線分と長さaaの線分を描く:
単位長さ1と長さaaを自由に決定し、それぞれ線分を描く。
(2) 図形を作図する:
* 線分ABを描き、その長さを1とする。
* 線分ABの中点Oを作図する。コンパスを用いて線分ABの両端から互いに交わる円弧を描き、その交点を結ぶことで中点Oを得る。
* 点Cを定め、点Cを通る線分ABの垂線を作図する。コンパスを用いて線分AB上の点から円弧を描き、その交点からさらに円弧を描くことで垂線を得る。
* 線分CDの長さをaaとする。
(3) CD = CEを確認する:
* 点Cを中心とし、半径が線分CDの長さと等しいような円を描く。
* 円と線分ABの延長線との交点をEとする。
* CD=CECD = CEであることを確認する。作図方法から、CDCDCECEは円の半径なので、当然等しい。

3. **最終的な答え**

長さ1の線分、長さaaの線分、中点O、垂線、点E、そしてCD=CECD = CEが成り立っている図が完成する。

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