三角形ABCにおいて、外接円の半径をRとするとき、以下の値を求めます。 (1) $b=\sqrt{2}$, $B=45^\circ$のとき、$R$ (2) $A=150^\circ$, $R=4$のとき、$a$ (3) $b=\sqrt{3}$, $R=\sqrt{2}$のとき、$\sin B$ (4) $b=3$, $c=\sqrt{6}$, $B=60^\circ$のとき、$C$ (5) $a=4$, $b=4\sqrt{3}$, $A=30^\circ$のとき、$B$

幾何学三角比正弦定理三角形外接円
2025/6/9
はい、承知いたしました。三角形ABCに関する問題ですね。各小問について解答します。

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、外接円の半径をRとするとき、以下の値を求めます。
(1) b=2b=\sqrt{2}, B=45B=45^\circのとき、RR
(2) A=150A=150^\circ, R=4R=4のとき、aa
(3) b=3b=\sqrt{3}, R=2R=\sqrt{2}のとき、sinB\sin B
(4) b=3b=3, c=6c=\sqrt{6}, B=60B=60^\circのとき、CC
(5) a=4a=4, b=43b=4\sqrt{3}, A=30A=30^\circのとき、BB

2. 解き方の手順

(1) 正弦定理より、bsinB=2R\frac{b}{\sin B} = 2Rなので、R=b2sinBR = \frac{b}{2\sin B}を計算します。
(2) 正弦定理より、asinA=2R\frac{a}{\sin A} = 2Rなので、a=2RsinAa = 2R\sin Aを計算します。
(3) 正弦定理より、bsinB=2R\frac{b}{\sin B} = 2Rなので、sinB=b2R\sin B = \frac{b}{2R}を計算します。
(4) 正弦定理より、bsinB=csinC\frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C}なので、sinC=csinBb\sin C = \frac{c\sin B}{b}を計算します。その後、CCを求めます。
(5) 正弦定理より、asinA=bsinB\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B}なので、sinB=bsinAa\sin B = \frac{b\sin A}{a}を計算します。その後、BBを求めます。

3. 最終的な答え

(1)
R=22sin45=2222=22=1R = \frac{\sqrt{2}}{2\sin 45^\circ} = \frac{\sqrt{2}}{2 \cdot \frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{\sqrt{2}}{\sqrt{2}} = 1
R=1R = 1
(2)
a=24sin150=812=4a = 2 \cdot 4 \cdot \sin 150^\circ = 8 \cdot \frac{1}{2} = 4
a=4a = 4
(3)
sinB=322=32222=64\sin B = \frac{\sqrt{3}}{2\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{3}\sqrt{2}}{2\sqrt{2}\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{6}}{4}
sinB=64\sin B = \frac{\sqrt{6}}{4}
(4)
sinC=6sin603=6323=186=326=22\sin C = \frac{\sqrt{6} \cdot \sin 60^\circ}{3} = \frac{\sqrt{6} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}}{3} = \frac{\sqrt{18}}{6} = \frac{3\sqrt{2}}{6} = \frac{\sqrt{2}}{2}
C=45C = 45^\circまたはC=135C = 135^\circ
C=45C = 45^\circ または 135135^\circ
(5)
sinB=43sin304=312=32\sin B = \frac{4\sqrt{3} \cdot \sin 30^\circ}{4} = \sqrt{3} \cdot \frac{1}{2} = \frac{\sqrt{3}}{2}
B=60B = 60^\circまたはB=120B = 120^\circ
B=60B = 60^\circ または 120120^\circ

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