1. 問題の内容
与えられた3つの命題について、それぞれの逆を述べ、元の命題と逆の命題の真偽を判定する。
2. 解き方の手順
各命題に対して、以下の手順で解く。
(1) 逆を述べる。
(2) 元の命題の真偽を判定する。
(3) 逆の命題の真偽を判定する。
(1)
(1-1) 逆:
(1-2) 元の命題: ならば は真である。
(1-3) 逆の命題: ならば は偽である ( の場合もあるため)。
(2)
(2-1) 逆:
(2-2) 元の命題: ならば は真である( より)。
(2-3) 逆の命題: ならば は偽である。なぜなら、 より、 または であるから。
(3) 四角形において、4つの辺の長さが等しいならば、正方形である。
(3-1) 逆: 四角形において、正方形ならば、4つの辺の長さが等しい。
(3-2) 元の命題: 四角形において、4つの辺の長さが等しいならば、正方形であるは偽である。反例として菱形がある。
(3-3) 逆の命題: 四角形において、正方形ならば、4つの辺の長さが等しいは真である。
3. 最終的な答え
(1)
元の命題: 真
逆: 偽
逆の命題:
(2)
元の命題: 真
逆: 偽
逆の命題:
(3)
元の命題: 偽
逆: 真
逆の命題: 四角形において、正方形ならば、4つの辺の長さが等しい。