連立不等式 $ \begin{cases} x^2 + y^2 - 4 \ge 0 \\ x + y - 2 \le 0 \end{cases} $ の表す領域を図示する問題です。

代数学連立不等式領域図示直線
2025/6/9

1. 問題の内容

連立不等式
\begin{cases}
x^2 + y^2 - 4 \ge 0 \\
x + y - 2 \le 0
\end{cases}
の表す領域を図示する問題です。

2. 解き方の手順

まず、それぞれの不等式が表す領域を求めます。
(1) x2+y240x^2 + y^2 - 4 \ge 0 について:
この不等式は x2+y24x^2 + y^2 \ge 4 と書き換えられます。これは、中心が原点 (0,0)(0, 0)、半径が 22 の円の外部および円周上を表します。
(2) x+y20x + y - 2 \le 0 について:
この不等式は yx+2y \le -x + 2 と書き換えられます。これは、直線 y=x+2y = -x + 2 の下側および直線上を表します。
次に、これらの領域の共通部分を図示します。
直線 y=x+2y=-x+2 と円 x2+y2=4x^2+y^2=4 の交点を求めます。
x2+(x+2)2=4x^2+(-x+2)^2=4
x2+x24x+4=4x^2+x^2-4x+4=4
2x24x=02x^2-4x=0
2x(x2)=02x(x-2)=0
x=0,2x=0, 2
x=0x=0 のとき y=2y=2
x=2x=2 のとき y=0y=0
交点は (0,2),(2,0)(0, 2), (2, 0)
円の外部と直線のy=x+2y=-x+2の下側の共通部分が求める領域です。
この領域は、円 x2+y2=4x^2 + y^2 = 4 の周およびその外部で、かつ直線 x+y=2x + y = 2 の下側(または直線上)に位置する部分です。

3. 最終的な答え

問題の答えは、以下の領域を図示したものです。
- 円 x2+y2=4x^2 + y^2 = 4 の周および外部の領域
- 直線 x+y=2x + y = 2 の下側(または直線上)の領域
- 上記2つの領域の共通部分

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