まず、与えられた不等式を連立させて、領域を図示します。
(3) x−2y+8≥0⇒y≤21x+4 (4) 3x+y−18≤0⇒y≤−3x+18 これらの不等式を満たす領域は、四角形になります。
頂点の座標を求めます。
(a) x=0,y=0 より、(0,0) (b) x=0,y=21x+4 より、(0,4) (c) 21x+4=−3x+18 を解くと、27x=14⇒x=4。このとき、y=−3(4)+18=6。よって、(4,6) (d) y=0,y=−3x+18 より、−3x+18=0⇒x=6。よって、(6,0) したがって、領域の頂点は (0,0),(0,4),(4,6),(6,0) です。 次に、x−4y の値を各頂点で計算します。 (a) (0,0) のとき、x−4y=0−4(0)=0 (b) (0,4) のとき、x−4y=0−4(4)=−16 (c) (4,6) のとき、x−4y=4−4(6)=4−24=−20 (d) (6,0) のとき、x−4y=6−4(0)=6 したがって、最大値は 6、最小値は -20 となります。