数列 $\{b_n\}$ が $b_1 = 4$, $b_{n+1} = 3b_n - 2^{n+2}$ ($n = 1, 2, 3, \dots$) と定義されている。ここで、$p_n = \frac{b_n}{2^n}$ とおき、$p_1$ の値を求め、さらに $p_{n+1}$ を $p_n$ を用いて表す問題である。

代数学数列漸化式分数式
2025/6/9

1. 問題の内容

数列 {bn}\{b_n\}b1=4b_1 = 4, bn+1=3bn2n+2b_{n+1} = 3b_n - 2^{n+2} (n=1,2,3,n = 1, 2, 3, \dots) と定義されている。ここで、pn=bn2np_n = \frac{b_n}{2^n} とおき、p1p_1 の値を求め、さらに pn+1p_{n+1}pnp_n を用いて表す問題である。

2. 解き方の手順

(i) p1p_1 の値を求める。pn=bn2np_n = \frac{b_n}{2^n} より、p1=b121p_1 = \frac{b_1}{2^1} である。b1=4b_1 = 4 なので、p1=42=2p_1 = \frac{4}{2} = 2 となる。
(ii) pn+1p_{n+1}pnp_n を用いて表す。pn+1=bn+12n+1p_{n+1} = \frac{b_{n+1}}{2^{n+1}} であり、bn+1=3bn2n+2b_{n+1} = 3b_n - 2^{n+2} なので、
pn+1=3bn2n+22n+1=3bn2n+12n+22n+1 p_{n+1} = \frac{3b_n - 2^{n+2}}{2^{n+1}} = \frac{3b_n}{2^{n+1}} - \frac{2^{n+2}}{2^{n+1}}
pn+1=32bn2n2=32pn2 p_{n+1} = \frac{3}{2} \cdot \frac{b_n}{2^n} - 2 = \frac{3}{2} p_n - 2
したがって、pn+1=32pn2p_{n+1} = \frac{3}{2} p_n - 2 となる。

3. 最終的な答え

(i) p1=2p_1 = 2
(ii) pn+1=32pn2p_{n+1} = \frac{3}{2} p_n - 2

「代数学」の関連問題

与えられた方程式は、$13 - x = \frac{5x+1}{6}$ です。この方程式を解いて、$x$ の値を求めます。

一次方程式方程式の解法
2025/6/10

与えられた方程式 $0.14x - 0.54 = 0.2x$ を解いて、$x$ の値を求める。

一次方程式方程式計算
2025/6/10

与えられた方程式 $5 - 9x = 10 - 4x$ を解いて、$x$ の値を求めます。

一次方程式方程式の解法
2025/6/10

与えられた連立不等式 $\begin{cases} 2x + 5 < 4x + 3 \\ -3x + 8 \ge x - 12 \end{cases}$ を解く。

不等式連立不等式一次不等式
2025/6/10

与えられた式 $(2+\sqrt{3}-2)(2+\sqrt{3}+3)$ を計算し、答えを求める問題です。

式の計算平方根
2025/6/10

14. 次の空欄に当てはまるものを、必要条件、十分条件、必要十分条件、いずれでもないの中から選びます。 (1) $a=2$ かつ $b=3$ は $ab=6$ であるための条件 (2) $2x-1 >...

条件必要条件十分条件必要十分条件否定論理
2025/6/10

与えられた7つの命題について、それぞれの対偶を記述し、命題の真偽を判定する問題です。命題が偽である場合は、反例を挙げます。

命題対偶真偽判定反例
2025/6/10

与えられた数列 $\{a_n\}$ の階差数列を利用して、一般項 $a_n$ を求める問題です。 (1) 数列: 2, 3, 5, 8, 12, ... (2) 数列: 3, 6, 11, 18, 2...

数列一般項階差数列シグマ
2025/6/10

与えられた2つの行列 $A$ と $B$ の積 $AB$ の行列式 $\det(AB)$ を計算する問題です。 $A = \begin{pmatrix} 1 & 3 & 5 \\ 2 & 1 & -1...

行列行列式
2025/6/10

与えられた4x4行列の行列式を計算する問題です。行列は以下の通りです。 $ \begin{pmatrix} 1 & 2 & 0 & 0 \\ 3 & 4 & 0 & 0 \\ 2 & 5 & 1 & ...

線形代数行列式余因子展開行列
2025/6/10