(1) $2, 3, 5, 8, 12, \dots$ (2) $3, 6, 11, 18, 27, \dots$ (3) $1, 2, 6, 15, 31, \dots$ ## 解き方の手順 **(1) $2, 3, 5, 8, 12, \dots$** 1. 階差数列 $\{b_n\}$ を求めます。 $b_n = a_{n+1} - a_n$ より、 $\{b_n\} = 1, 2, 3, 4, \dots$ これは初項1、公差1の等差数列なので、$b_n = n$ となります。
2025/6/10
## 問題
1. 階差数列を利用して、次の数列 $\{a_n\}$ の一般項を求めよ。
(1)
(2)
(3)
## 解き方の手順
**(1) **
1. 階差数列 $\{b_n\}$ を求めます。
より、
これは初項1、公差1の等差数列なので、 となります。
2. $n \ge 2$ のとき、$a_n$ を階差数列の和で表します。
3. $\sum_{k=1}^{n-1} k$ を計算します。
4. $a_n$ を求めます。
5. $n=1$ のとき、$a_1 = \frac{1^2 - 1 + 4}{2} = \frac{4}{2} = 2$ となり、成立します。
**(2) **
1. 階差数列 $\{b_n\}$ を求めます。
より、
これは初項3、公差2の等差数列なので、 となります。
2. $n \ge 2$ のとき、$a_n$ を階差数列の和で表します。
3. $\sum_{k=1}^{n-1} (2k + 1)$ を計算します。
4. $a_n$ を求めます。
5. $n=1$ のとき、$a_1 = 1^2 + 2 = 3$ となり、成立します。
**(3) **
1. 階差数列 $\{b_n\}$ を求めます。
より、
これは ではない。なぜなら、第1項が1、第2項が4、第3項が9、第4項が16なのでではない。
階差数列 は なので、ではありません。さらに階差数列をとると、 となる。この階差数列は等差数列である。この数列の階差数列をとると2となる。
2. $n \ge 2$ のとき、$a_n$ を階差数列の和で表します。
数列の階差数列をとると となり、となり正しくない。
ここでは、とおくと、となり正しくない。
。
## 最終的な答え
(1)
(2)
(3)