連立一次方程式が解を持つということは、x1=α,x2=β,x3=1,x4=γを各方程式に代入すると方程式が成り立つということです。すなわち、 a11α+a12β+a13(1)+a14γ=0 a21α+a22β+a23(1)+a24γ=0 a31α+a32β+a33(1)+a34γ=0 a41α+a42β+a43(1)+a44γ=0 これらの式は、次のように書き換えることができます。
a11α+a12β+a14γ=−a13 a21α+a22β+a24γ=−a23 a31α+a32β+a34γ=−a33 a41α+a42β+a44γ=−a43 この連立一次方程式が解を持つためには、係数行列の行列式が0でなければなりません。したがって、
a11a21a31a41a12a22a32a42a14a24a34a44=0 である必要があります。
与えられた連立一次方程式が自明でない解を持つための必要十分条件は、係数行列の行列式が0であることです。つまり、
a11a21a31a41a12a22a32a42a13a23a33a43a14a24a34a44=0