まず、与えられた数列を変形します。
∑k=1303k2+3k1=∑k=1303k(k+1)1=31∑k=130k(k+1)1 次に、k(k+1)1 を部分分数分解します。 k(k+1)1=kA+k+1B 1=A(k+1)+Bk k=0 のとき、1=A(0+1)+B(0)⇒A=1 k=−1 のとき、1=A(−1+1)+B(−1)⇒B=−1 したがって、k(k+1)1=k1−k+11 となります。 これを用いて、元の数列の和を計算します。
31∑k=130(k1−k+11)=31[(11−21)+(21−31)+⋯+(301−311)] これは望遠鏡和(telescoping sum)になっているため、多くの項が打ち消し合い、最初の項と最後の項だけが残ります。
31(1−311)=31(3131−1)=31(3130)=3110