(1) 平均値の式から x と y の関係式を導く。 与えられたデータの平均値が4であるから、以下の式が成り立つ。
101(x+y+0+1+3+3+5+6+6+10)=4 これを整理すると
x+y+34=40 x+y=6 ...(1) (2) 分散の式から x と y の関係式を導く。 与えられたデータの分散が7.6であるから、以下の式が成り立つ。
101{(x−4)2+(y−4)2+(−4)2+(−3)2+(−1)2+(−1)2+12+22+22+62}=7.6 これを整理すると
(x−4)2+(y−4)2+16+9+1+1+1+4+4+36=76 (x−4)2+(y−4)2+72=76 (x−4)2+(y−4)2=4 ...(2) (3) (1)式と(2)式から x と y の値を求める。 (1)式より y=6−x。これを(2)式に代入すると (x−4)2+(6−x−4)2=4 (x−4)2+(2−x)2=4 x2−8x+16+4−4x+x2=4 2x2−12x+20=4 2x2−12x+16=0 x2−6x+8=0 (x−2)(x−4)=0 よって、x=2 または x=4。 x<y であることから、x=2 のとき y=6−2=4。x=4 のとき y=6−4=2。 x<y より、x=2,y=4。 (4) 箱ひげ図の情報を求める。
データは 0,1,2,3,3,4,5,6,6,10。 データの大きさは10なので、中央値は5番目と6番目の平均 23+4=3.5。 第1四分位数はデータの小さい方から25%の位置なので、21+2=1.5 第3四分位数はデータの大きい方から25%の位置なので6。
(2) ヒストグラムより8点以上10点未満が1人いるから1。