(1) 5回目に3度目の偶数が出る確率
4回中2回偶数が出て、5回目に偶数が出る確率を求める。
4回中2回偶数が出る確率は、二項分布で計算できる。
4C2(21)2(21)2=6×41×41=166=83 5回目に偶数が出る確率は 21 である。 したがって、求める確率は
83×21=163 (2) 6回以内で試行が終了する確率
4回、5回、6回で終了する確率をそれぞれ計算し、それらを足し合わせる。
4回で終了する確率は、4回連続で偶数が出る確率である。
(21)4=161 5回で終了する確率は、4回中3回偶数が出て、5回目に偶数が出る確率である。
4C3(21)3(21)1×21=4×81×21×21=324=81 6回で終了する確率は、5回中3回偶数が出て、6回目に偶数が出る確率である。
5C3(21)3(21)2×21=10×81×41×21=6410=325 したがって、求める確率は
161+81+325=322+324+325=3211 (3) 6回で終了し、6回のうちちょうど1回が1の目である確率
6回で終了するためには、5回までに偶数が3回出て、6回目に偶数が出る必要がある。
また、6回のうちちょうど1回が1の目であるということである。
つまり、残り5回のうち、偶数3回、1が1回、奇数(1以外)が1回出る必要がある。
5回中1が1回、奇数2回、偶数2回の出る順番は、
5C1×4C2=5×6=30 通り5回目までの確率は、6530であり、6回目の偶数は63だから、 6530×63=777630×3=777690=4325 5回中3回偶数、1が1回、その他奇数1回の出る順番は
5C3×2C1=10×2=20 6520=777620 6回目に偶数が出る確率は63=21なので、確率は 777620×21=777610=38885 6回で終了する確率を計算すると、6回目に4回目の偶数が出れば良いので、それまでに偶数は3回である。
その場合、1が1回、奇数(1以外)が1回含まれる。
5回までに偶数が3回、1が1回、その他奇数が1回である場合の数:
3!1!1!5!×(21)3×(61)1×(62)1=3!1!1!5!×658=20×642=20×6481=1625 この時、6回目に偶数が出れば良いので、確率は:
1625×21=3245