A, B, Cの3人がじゃんけんをするとき、あいこになる確率を求めます。

確率論・統計学確率組み合わせサイコロくじ場合の数
2025/6/10
## 問題1 (1)

1. 問題の内容

A, B, Cの3人がじゃんけんをするとき、あいこになる確率を求めます。

2. 解き方の手順

まず、3人のじゃんけんの手の出し方の総数を求めます。
各人はグー、チョキ、パーの3通りの出し方があるので、
3×3×3=273 \times 3 \times 3 = 27 通りです。
次に、あいこになる場合を考えます。あいこになる場合は、全員が同じ手を出す場合と、全員が異なる手を出す場合があります。
* 全員が同じ手を出す場合:グー、チョキ、パーの3通りです。
* 全員が異なる手を出す場合:3人が異なる手を出す順番を考えます。これは3! = 3 x 2 x 1 = 6通りです。
よって、あいこになる場合の数は 3 + 6 = 9通りです。
したがって、あいこになる確率は
927=13 \frac{9}{27} = \frac{1}{3}

3. 最終的な答え

13\frac{1}{3}
## 問題1 (2)

1. 問題の内容

当たりくじ2本、はずれくじ3本の計5本から2本のくじを引くとき、1本が当たりでもう1本がはずれとなる確率を求めます。

2. 解き方の手順

まず、5本から2本のくじを引く方法の総数を求めます。これは組み合わせで計算し、
5C2=5!2!(52)!=5×42×1=10_{5}C_{2} = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10 通りです。
次に、1本が当たりで、もう1本がはずれになる場合を考えます。
当たりのくじは2本の中から1本選び、はずれのくじは3本の中から1本選びます。
これは 2×3=62 \times 3 = 6 通りです。
したがって、1本が当たりでもう1本がはずれとなる確率は
610=35\frac{6}{10} = \frac{3}{5}

3. 最終的な答え

35\frac{3}{5}
## 問題1 (3)

1. 問題の内容

大小2個のサイコロを振ったとき、2つの目の積が5の倍数となる確率を求めます。

2. 解き方の手順

まず、サイコロの目の出方の総数を求めます。
大と小のサイコロそれぞれが1から6までの目が出るので、
6×6=366 \times 6 = 36 通りです。
次に、2つの目の積が5の倍数になる場合を考えます。
2つの目の積が5の倍数になるのは、少なくともどちらか一方の目が5である場合です。
大のサイコロの目が5の場合:小のサイコロは1から6のどれでも良いので、6通り。
小のサイコロの目が5の場合:大のサイコロは1から6のどれでも良いので、6通り。
ただし、両方のサイコロの目が5の場合は重複して数えているので、1通り引く必要があります。
6+61=116+6-1 = 11 通り。
したがって、2つの目の積が5の倍数となる確率は
1136 \frac{11}{36}

3. 最終的な答え

1136\frac{11}{36}
## 問題2

1. 問題の内容

1と書かれたカードが2枚、2と書かれたカードが3枚、3と書かれたカードが3枚の計8枚から2枚を選ぶとき、カードに書かれた数の和が偶数になる確率を求めます。

2. 解き方の手順

まず、8枚のカードから2枚を選ぶ方法の総数を求めます。これは組み合わせで計算し、
8C2=8!2!(82)!=8×72×1=28_{8}C_{2} = \frac{8!}{2!(8-2)!} = \frac{8 \times 7}{2 \times 1} = 28 通りです。
次に、2枚のカードに書かれた数の和が偶数になる場合を考えます。和が偶数になるのは、2枚とも偶数か、2枚とも奇数の場合です。
* 2枚とも偶数の場合:2と書かれたカード3枚から2枚を選ぶので、 3C2=3!2!(32)!=3×22×1=3_{3}C_{2} = \frac{3!}{2!(3-2)!} = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3 通り。
* 2枚とも奇数の場合:1と書かれたカード2枚から2枚を選ぶか、3と書かれたカード3枚から2枚を選ぶ必要があります。
* 1と書かれたカード2枚から2枚を選ぶ場合:2C2=1_{2}C_{2} = 1 通り。
* 3と書かれたカード3枚から2枚を選ぶ場合:3C2=3!2!(32)!=3×22×1=3_{3}C_{2} = \frac{3!}{2!(3-2)!} = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3 通り。
奇数の組み合わせは1 + 3 = 4 通り。
したがって、2枚のカードに書かれた数の和が偶数になる場合の数は3 + 4 = 7通りです。
よって、求める確率は
728=14 \frac{7}{28} = \frac{1}{4}

3. 最終的な答え

14\frac{1}{4}

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