1から200までの数字が書かれた200枚のカードから1枚引く。 (1) 引いたカードの数字が4の倍数または6の倍数である確率を求める。 (2) 引いたカードの数字が4の倍数ではないが、6の倍数である確率を求める。 (3) 引いたカードの数字が4の倍数ではない、または6の倍数ではない確率を求める。

確率論・統計学確率倍数排反事象確率の加法定理
2025/6/12

1. 問題の内容

1から200までの数字が書かれた200枚のカードから1枚引く。
(1) 引いたカードの数字が4の倍数または6の倍数である確率を求める。
(2) 引いたカードの数字が4の倍数ではないが、6の倍数である確率を求める。
(3) 引いたカードの数字が4の倍数ではない、または6の倍数ではない確率を求める。

2. 解き方の手順

(1) 4の倍数または6の倍数である確率
* 1から200までの4の倍数の個数を求める。200÷4=50200 ÷ 4 = 50なので、4の倍数は50個。
* 1から200までの6の倍数の個数を求める。200÷6=33.333...200 ÷ 6 = 33.333...なので、6の倍数は33個。
* 4の倍数かつ6の倍数(つまり12の倍数)の個数を求める。200÷12=16.666...200 ÷ 12 = 16.666...なので、12の倍数は16個。
* 4の倍数または6の倍数の個数は、4の倍数の個数 + 6の倍数の個数 - 12の倍数の個数で求められる。
* 50+3316=6750 + 33 - 16 = 67
* 確率は、(4の倍数または6の倍数の個数) / (全体の個数) で求められる。
* 67/20067 / 200
(2) 4の倍数でないが、6の倍数である確率
* 6の倍数の個数は33個。
* 6の倍数であり、かつ4の倍数である数(12の倍数)の個数は16個。
* 4の倍数でない6の倍数の数は、3316=1733-16=17
* 確率は、(4の倍数でない6の倍数の個数) / (全体の個数) で求められる。
* 17/20017/200
(3) 4の倍数でない、または6の倍数でない確率
* 4の倍数でない確率を考える。4の倍数は50個なので、4の倍数でない数は20050=150200-50=150個。
* 6の倍数でない確率を考える。6の倍数は33個なので、6の倍数でない数は20033=167200-33=167個。
* 4の倍数かつ6の倍数である確率は、67/20067/200であった。したがって、4の倍数でない、または6の倍数でない確率は、1(67/200)=133/2001 - (67/200) = 133/200

3. 最終的な答え

(1) 67/20067/200
(2) 17/20017/200
(3) 133/200133/200

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