表に与えられた来客数とその確率に基づいて、分散と標準偏差を計算する問題です。期待値は50と既に与えられています。

確率論・統計学分散標準偏差期待値確率
2025/6/12

1. 問題の内容

表に与えられた来客数とその確率に基づいて、分散と標準偏差を計算する問題です。期待値は50と既に与えられています。

2. 解き方の手順

まず、各来客数に対して、(来客数 - 期待値)^2 を計算します。次に、それぞれの値に確率を掛けます。最後に、これらの値を全て足し合わせることで分散を求めます。標準偏差は分散の平方根として計算されます。
ステップ1: (来客数 - 期待値)^2 の計算
- 来客数10人: (1050)2=(40)2=1600(10 - 50)^2 = (-40)^2 = 1600
- 来客数20人: (2050)2=(30)2=900(20 - 50)^2 = (-30)^2 = 900
- 来客数60人: (6050)2=(10)2=100(60 - 50)^2 = (10)^2 = 100
- 来客数70人: (7050)2=(20)2=400(70 - 50)^2 = (20)^2 = 400
ステップ2: 確率 × (来客数 - 期待値)^2 の計算
- 来客数10人: 0.1×1600=1600.1 \times 1600 = 160
- 来客数20人: 0.2×900=1800.2 \times 900 = 180
- 来客数60人: 0.4×100=400.4 \times 100 = 40
- 来客数70人: 0.3×400=1200.3 \times 400 = 120
ステップ3: 分散の計算
分散は、ステップ2で計算した値の合計です。
分散 = 160+180+40+120=500160 + 180 + 40 + 120 = 500
ステップ4: 標準偏差の計算
標準偏差は、分散の平方根です。
標準偏差 = 50022.36\sqrt{500} \approx 22.36

3. 最終的な答え

分散: 500
標準偏差: 22.36

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