まず、方べきの定理を利用してADの値を求める。方べきの定理より、
PC⋅PB=PD⋅PA ここで、PB=y、PA=x+2CD=x+x=2x、よって、 13(PC+BC)=12(PD+DA) 13y=12(12+x) 次に、∠ABP = 90°であることから、ACが円の直径となる。
AD = 2CDよりCD = x/2。よって、CA = CD + DA = x/2 + x = 3x/2となる。
三角形ABCにおいて、∠ABC = 90°より、三平方の定理が成り立つ。つまり、AC2=AB2+BC2。 AB2+y2=(23x)2 また、円周角の定理より、∠ABC = 90°ならば、ACは直径であり中心を通る。
∠ABP = 90°なので、APは直径ではない。
方べきの定理から、
PC⋅PB=PA⋅PD 13(y)=(x+2x)12 13y=12(23x)=18x y=1318x さらに、∠ABP = 90°なので、ACが円の直径となる。
したがって、AC=23x また、∠ABC = 90°より、 AC2=AB2+BC2 (23x)2=AB2+y2 49x2=AB2+(1318x)2 49x2=AB2+169324x2 49x2−169324x2=AB2 ここで、円に内接する四角形ABCDにおいて、∠ABC + ∠ADC = 180°となる。
∠ABC = 90°なので、∠ADC = 90°。
したがって、三角形APDにおいて、三平方の定理が成り立つ。
AP2=AD2+DP2 AP=23x, DP=12, AD=x (23x)2=x2+122 49x2=x2+144 45x2=144 x2=54⋅144=5576 x=5576=524=5245 y=1318x=1318⋅5245=654325