半径8の円Cと半径2の円C'が外接している。C, C'に共通接線lを引き、それぞれの接点をP, Qとする。O, O'を通る直線とlの交点をRとする。PQの長さとPRの長さを求めよ。
2025/6/10
1. 問題の内容
半径8の円Cと半径2の円C'が外接している。C, C'に共通接線lを引き、それぞれの接点をP, Qとする。O, O'を通る直線とlの交点をRとする。PQの長さとPRの長さを求めよ。
2. 解き方の手順
(1) PQの長さを求める。
Oから線分O'Qに平行な線を引き、線分PQとの交点をSとする。
このとき、四角形O'QSPは長方形なので、O'Q = PS = 2となる。
また、OS = PQとなる。
三角形OSO'は直角三角形であり、OO' = 8 + 2 = 10, OS = 8 - 2 = 6である。
三平方の定理より、
したがって、PQ = OS = 8である。
(2) PRの長さを求める。
三角形OPRと三角形O'QRは相似である。
したがって、PR : QR = OP : O'Q = 8 : 2 = 4 : 1である。
QR = PQ - PRであるから、PR : (PQ - PR) = 4 : 1となる。
PR = xとすると、x : (8 - x) = 4 : 1
x = 4(8 - x) = 32 - 4x
5x = 32
x = 32/5
したがって、PR = (32/5)である。
PR = kPQとおくと、
(32/5) = k * 8
k = (32/5) / 8 = (32/5) * (1/8) = 4/5
3. 最終的な答え
(1) PQの長さは8である。
(2) PR = (32/5) PQ = (4/5) である。