2直線のなす角を求めるには、それぞれの直線の傾きからtanの値を用いて計算します。
直線の傾きを m1,m2 とすると、2直線のなす角 θ に対し、 tanθ=1+m1m2m1−m2 が成り立ちます。 今回は0<θ<2πという条件があるため、tanθ>0となります。 (1) y=−3x と y=2x のなす角を求める。 傾きはそれぞれ m1=−3,m2=2 であるから、 tanθ=1+(−3)(2)−3−2=1−6−5=−5−5=1 よって、θ=4π (2) y=x と y=(2+3)x のなす角を求める。 傾きはそれぞれ m1=1,m2=2+3 であるから、 tanθ=1+(1)(2+3)1−(2+3)=3+3−1−3=(3+3)(3−3)(−1−3)(3−3) =9−3−3+3−33+3=6−23=3−3=33=31 よって、θ=6π