二次関数 $y = x^2 + 2x + 4$ のグラフを平行移動したところ、頂点の座標が $(2, 1)$ となった。このとき、元のグラフを $x$ 軸方向と $y$ 軸方向にそれぞれどれだけ平行移動したかを求める問題。

代数学二次関数平行移動グラフ平方完成
2025/6/10

1. 問題の内容

二次関数 y=x2+2x+4y = x^2 + 2x + 4 のグラフを平行移動したところ、頂点の座標が (2,1)(2, 1) となった。このとき、元のグラフを xx 軸方向と yy 軸方向にそれぞれどれだけ平行移動したかを求める問題。

2. 解き方の手順

まず、元の二次関数 y=x2+2x+4y = x^2 + 2x + 4 の頂点の座標を求める。平方完成を行うことで、頂点の座標がわかる。
y=x2+2x+4=(x2+2x+1)+41=(x+1)2+3y = x^2 + 2x + 4 = (x^2 + 2x + 1) + 4 - 1 = (x + 1)^2 + 3
したがって、元のグラフの頂点の座標は (1,3)(-1, 3) である。
次に、平行移動後の頂点の座標 (2,1)(2, 1) と元の頂点の座標 (1,3)(-1, 3) を比較する。
xx 座標の変化は 2(1)=32 - (-1) = 3 であるから、xx 軸方向に 33 だけ平行移動した。
yy 座標の変化は 13=21 - 3 = -2 であるから、yy 軸方向に 2-2 だけ平行移動した。

3. 最終的な答え

xx 軸方向に 33yy 軸方向に 2-2

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