1から20までの番号が書かれた20枚のカードから1枚を引く。 (1) 引いたカードが奇数であったとき、それが3の倍数である確率を求める。 (2) 引いたカードが3の倍数であったとき、それが奇数である確率を求める。

確率論・統計学確率条件付き確率事象
2025/6/11

1. 問題の内容

1から20までの番号が書かれた20枚のカードから1枚を引く。
(1) 引いたカードが奇数であったとき、それが3の倍数である確率を求める。
(2) 引いたカードが3の倍数であったとき、それが奇数である確率を求める。

2. 解き方の手順

(1)
* まず、1から20までの奇数をリストアップする。
奇数 = {1, 3, 5, 7, 9, 11, 13, 15, 17, 19}
奇数は10個ある。
* 次に、1から20までの3の倍数をリストアップする。
3の倍数 = {3, 6, 9, 12, 15, 18}
3の倍数は6個ある。
* 1から20までの奇数であり、かつ3の倍数であるものをリストアップする。
{3, 9, 15}
条件を満たす数は3個ある。
* したがって、引いたカードが奇数であったとき、それが3の倍数である確率は、
P(3の倍数奇数)=奇数かつ3の倍数奇数=310P(3の倍数|奇数) = \frac{奇数かつ3の倍数}{奇数} = \frac{3}{10}
(2)
* 引いたカードが3の倍数であったとき、それが奇数である確率を求める。
* 3の倍数 = {3, 6, 9, 12, 15, 18} (6個)
* 3の倍数であり、かつ奇数であるもの = {3, 9, 15} (3個)
* したがって、引いたカードが3の倍数であったとき、それが奇数である確率は、
P(奇数3の倍数)=奇数かつ3の倍数3の倍数=36=12P(奇数|3の倍数) = \frac{奇数かつ3の倍数}{3の倍数} = \frac{3}{6} = \frac{1}{2}

3. 最終的な答え

(1) 310\frac{3}{10}
(2) 12\frac{1}{2}

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