円と直線の連立方程式を解き、共有点の座標を求める問題です。 (1) 円 $x^2 + y^2 = 25$ と直線 $y = x + 1$ (2) 円 $x^2 + y^2 = 8$ と直線 $x + y = 4$

幾何学直線連立方程式座標共有点
2025/6/11

1. 問題の内容

円と直線の連立方程式を解き、共有点の座標を求める問題です。
(1) 円 x2+y2=25x^2 + y^2 = 25 と直線 y=x+1y = x + 1
(2) 円 x2+y2=8x^2 + y^2 = 8 と直線 x+y=4x + y = 4

2. 解き方の手順

(1) 円 x2+y2=25x^2 + y^2 = 25 と直線 y=x+1y = x + 1 の場合
ステップ1:直線の式を円の式に代入します。
x2+(x+1)2=25x^2 + (x+1)^2 = 25
ステップ2:式を展開し、整理します。
x2+x2+2x+1=25x^2 + x^2 + 2x + 1 = 25
2x2+2x24=02x^2 + 2x - 24 = 0
ステップ3:2で割って、さらに簡単にします。
x2+x12=0x^2 + x - 12 = 0
ステップ4:因数分解します。
(x+4)(x3)=0(x + 4)(x - 3) = 0
ステップ5:xの値を求めます。
x=4,3x = -4, 3
ステップ6:各xの値に対応するyの値を求めます。
x=4x = -4 のとき、y=4+1=3y = -4 + 1 = -3
x=3x = 3 のとき、y=3+1=4y = 3 + 1 = 4
したがって、共有点の座標は (4,3)(-4, -3)(3,4)(3, 4)です。
(2) 円 x2+y2=8x^2 + y^2 = 8 と直線 x+y=4x + y = 4 の場合
ステップ1:直線の式をy=y=の形に変形します。
y=4xy = 4 - x
ステップ2:直線の式を円の式に代入します。
x2+(4x)2=8x^2 + (4-x)^2 = 8
ステップ3:式を展開し、整理します。
x2+168x+x2=8x^2 + 16 - 8x + x^2 = 8
2x28x+8=02x^2 - 8x + 8 = 0
ステップ4:2で割って、さらに簡単にします。
x24x+4=0x^2 - 4x + 4 = 0
ステップ5:因数分解します。
(x2)2=0(x - 2)^2 = 0
ステップ6:xの値を求めます。
x=2x = 2
ステップ7:xの値に対応するyの値を求めます。
x=2x = 2 のとき、y=42=2y = 4 - 2 = 2
したがって、共有点の座標は (2,2)(2, 2)です。

3. 最終的な答え

(1) (4,3),(3,4)(-4, -3), (3, 4)
(2) (2,2)(2, 2)

「幾何学」の関連問題

図のように2つの長方形で囲まれた道がある。道の面積を$S$、道の真ん中を通る線の長さを$l$とするとき、$S = 4l$となることを証明する。道の幅は$4m$で、内側の長方形の縦の長さは$a\ m$、...

面積図形証明長方形
2025/6/11

ベクトル $\vec{x} = (1, 0, 0)$ とベクトル $\vec{y} = (1, \frac{1}{2}, 1)$ が与えられたとき、これらのベクトルに直交する大きさ1のベクトルを外積を...

ベクトル外積直交ベクトルの大きさ
2025/6/11

三角形ABCにおいて、AB = 5/3, AC = 5/2, BC = 2である。BCと平行な直線XYが三角形ABCの外接円と点Pにおいて接している。APとBCの交点をDとするとき、BDの長さを求める...

幾何三角形接弦定理相似方べきの定理メネラウスの定理角の二等分線の定理
2025/6/11

座標平面上に点O(0, 0), A(1, 1)がある。直線$l$の方程式は$y = -ax + 2a + 2$で与えられている。ただし、$a$は正の実数である。 (1) 直線$l$に関して点Aと対称な...

座標平面直線対称点距離最小値数式処理
2025/6/11

直線 $l_1: y = \frac{3}{4}x - \frac{3}{2}$ が与えられている。点 $A(0, 1)$ の $l_1$ に関する対称点を $B$ とし、$l_2$ に関する対称点を...

平面幾何直線対称点傾き距離角度連立方程式
2025/6/11

座標平面上に点 A(1,1) が与えられている。 (1) 直線 $y = 2x$ に関して点 A と対称な点 B の座標を求める。 (2) 直線 $y = \frac{1}{2}x$ に関して点 A ...

座標平面対称移動直線距離の最小化
2025/6/11

座標平面上に点A($a$, $a$)があります。ただし、$a>0$です。 (1) 直線 $y=2x$ に関して点Aと対称な点Bの座標を求めます。 (2) 直線 $y=\frac{1}{2}x$ に関し...

座標平面対称移動直線の方程式距離の最小化
2025/6/11

座標平面上の点A(1,1)について、以下の問題を解く。 (1) 直線 $y=2x$ に関して点Aと対称な点Bの座標を求める。 (2) 直線 $y=\frac{1}{2}x$ に関して点Aと対称な点Cの...

座標平面対称点直線距離の最小化
2025/6/11

座標平面上に点 O(0, 0), A(1, 1) がある。直線 $l: y = -ax + 2a + 2$ が与えられている。ただし、$a$ は正の実数である。 (1) 直線 $l$ に関して点 A ...

座標平面対称点最小値微分距離
2025/6/11

図において、直線 $l$ は円Oと円O'の接線であり、円Oの半径は6、円O'の半径は2です。線分ABの長さ$x$を求めます。

接線三平方の定理方べきの定理相似
2025/6/11