複素数平面上に点A, B, C, D があり、それぞれ複素数$\alpha$, $\beta$, $\gamma$, $ti$ で表される。 $\alpha = 2+2i$, $\beta = -1+3i$ である。 点Cは点Aを点Bを中心に $\frac{\pi}{4}$ だけ回転した点である。 点Dは直線BCと虚軸との交点である。 (1) $\frac{\beta}{\alpha}$ を $x+yi$ ($x, y$は実数) の形で表し、さらに $\frac{\beta}{\alpha}$ を $r(\cos\theta + i\sin\theta)$ ($r>0$, $0 \le \theta < 2\pi$) の形で表したときの $\cos\theta$, $\sin\theta$ の値を求める。 (2) 点Dを表す複素数 $ti$ ($t$は実数) の $t$ の値を求める。
2025/6/11
## 回答
1. 問題の内容
複素数平面上に点A, B, C, D があり、それぞれ複素数, , , で表される。
, である。
点Cは点Aを点Bを中心に だけ回転した点である。
点Dは直線BCと虚軸との交点である。
(1) を (は実数) の形で表し、さらに を (, ) の形で表したときの , の値を求める。
(2) 点Dを表す複素数 (は実数) の の値を求める。
2. 解き方の手順
(1) を の形で表す。
よって、, である。
次に、 を の形で表す。
(2) 点Cを表す複素数を とする。
点Dは直線BC上にあるので、実数 を用いて、
と表せる。
は虚軸上の点なので、実部が0となる。
よって、
3. 最終的な答え
(1) , ,
(2)