## 問題の回答
### (5) 分散を求める問題
10人の生徒のテストの得点が与えられており、得点を変数 としたときの分散を求める問題です。
### (6) 円卓の並び方の問題
大人2人と子供4人が円卓に座る時、大人が隣り合う座り方の数を求める問題です。
### (7) 確率の問題
サイコロを2回振ったとき、出た目の積が4の倍数になる確率を求める問題です。
### (8) 方べきの定理
円 の外部の点 から円 に引いた接線の接点を とし、 を通り と2点 で交わる直線は を満たしている。このとき、 の長さを求める問題です。
## 解き方の手順
### (5) 分散を求める手順
1. 平均 $\bar{x}$ を計算する:
2. 各データの偏差 $(x_i - \bar{x})$ を計算する。
3. 偏差の二乗 $(x_i - \bar{x})^2$ を計算する。
4. 偏差の二乗の平均を計算する(分散):
### (6) 円卓の並び方を求める手順
1. 大人2人をひとまとめにして考える。
2. ひとまとめにした大人と子供4人の合計5人を円卓に並べる並び方は $(5-1)! = 4! = 24$ 通り。
3. ひとまとめにした大人2人の並び方は $2! = 2$ 通り。
4. よって、大人2人が隣り合うような並び方は $24 \times 2 = 48$ 通り。
### (7) 確率を求める手順
1. サイコロを2回振ったとき、全ての目の出方は $6 \times 6 = 36$ 通り。
2. 出た目の積が4の倍数になる組み合わせを列挙する:
(1,4), (2,2), (2,4), (2,6), (3,4), (4,1), (4,2), (4,3), (4,4), (4,5), (4,6), (5,4), (6,2), (6,4), (6,6)
3. 積が4の倍数になる組み合わせは15通り。
4. よって、確率は $\frac{15}{36} = \frac{5}{12}$。
### (8) 方べきの定理を用いる手順
1. 方べきの定理より、$PH^2 = PA \cdot PB$。
2. $PB = PA + AB = 4 + 5 = 9$。
3. $PH^2 = 4 \cdot 9 = 36$。
4. $PH = \sqrt{36} = 6$。
## 最終的な答え
(5) 分散:4.4
(6) 並び方:48
(7) 確率:
(8) PH:6