$x^3 + 2x^2 - ax + 3$ を $x + 2$ で割ると余りが1となる。このとき、$a$ の値を求めよ。

代数学多項式剰余の定理因数定理
2025/6/11

1. 問題の内容

x3+2x2ax+3x^3 + 2x^2 - ax + 3x+2x + 2 で割ると余りが1となる。このとき、aa の値を求めよ。

2. 解き方の手順

剰余の定理より、多項式 P(x)P(x)xcx - c で割った余りは P(c)P(c) である。
この問題の場合、P(x)=x3+2x2ax+3P(x) = x^3 + 2x^2 - ax + 3 で、x+2=x(2)x + 2 = x - (-2) なので、c=2c = -2 である。
よって、P(2)P(-2) は余りである1に等しい。
P(2)=(2)3+2(2)2a(2)+3=1P(-2) = (-2)^3 + 2(-2)^2 - a(-2) + 3 = 1
8+2(4)+2a+3=1-8 + 2(4) + 2a + 3 = 1
8+8+2a+3=1-8 + 8 + 2a + 3 = 1
2a+3=12a + 3 = 1
2a=22a = -2
a=1a = -1

3. 最終的な答え

a=1a = -1

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