図のような道がある地域で、以下の最短経路の数を求める問題です。 (1) AからBまで行く経路の数 (2) AからCを通ってBまで行く経路の数 (3) AからCを通らずにBまで行く経路の数
2025/6/11
1. 問題の内容
図のような道がある地域で、以下の最短経路の数を求める問題です。
(1) AからBまで行く経路の数
(2) AからCを通ってBまで行く経路の数
(3) AからCを通らずにBまで行く経路の数
2. 解き方の手順
(1) AからBまで行く経路の数
AからBまで行くには、右に4回、下に3回移動する必要があります。
したがって、合計7回の移動のうち、右への移動を4回選ぶ組み合わせの数を求めればよいです。
これは、二項係数で表され、 で計算できます。
(2) AからCを通ってBまで行く経路の数
まず、AからCまで行く経路の数を求めます。AからCへは、右に1回、下に1回移動するので、合計2回の移動のうち、右への移動を1回選ぶ組み合わせの数を求めます。
これは、 通りです。
次に、CからBまで行く経路の数を求めます。CからBへは、右に3回、下に2回移動するので、合計5回の移動のうち、右への移動を3回選ぶ組み合わせの数を求めます。
これは、 通りです。
AからCを通ってBまで行く経路の数は、AからCまでの経路の数とCからBまでの経路の数を掛け合わせたものです。
(3) AからCを通らずにBまで行く経路の数
AからBまでの経路の総数から、AからCを通ってBまで行く経路の数を引けばよいです。
したがって、 通りです。
3. 最終的な答え
(1) AからBまで行く経路の数は35通り。
(2) AからCを通ってBまで行く経路の数は20通り。
(3) AからCを通らずにBまで行く経路の数は15通り。