命題「$x+y=0 \Rightarrow x \le 0$ または $y \le 0$」の裏にあたる命題と、その真偽を、選択肢の中から選ぶ問題です。

代数学論理命題真偽不等式
2025/6/11

1. 問題の内容

命題「x+y=0x0x+y=0 \Rightarrow x \le 0 または y0y \le 0」の裏にあたる命題と、その真偽を、選択肢の中から選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

まず、元の命題の裏を考えます。
元の命題が「pqp \Rightarrow q」の形をしているとき、その裏は「¬q¬p\neg q \Rightarrow \neg p」となります。
この問題の場合、ppは「x+y=0x+y=0」、そしてqqは「x0x \le 0 または y0y \le 0」です。
したがって、¬p\neg pは「x+y0x+y \neq 0」となり、¬q\neg qは「x>0x > 0 かつ y>0y > 0」となります。
よって、元の命題の裏は「x>0x > 0 かつ y>0x+y0y > 0 \Rightarrow x+y \neq 0」となります。
選択肢を検討します。
選択肢1は、「x+y0x>0x+y \neq 0 \Rightarrow x > 0 かつ y>0y > 0」で、これは偽です。なぜなら、x=1x=1, y=2y=-2のとき、x+y=10x+y = -1 \neq 0ですが、y=2<0y = -2 < 0だからです。
選択肢2は、「x0x \le 0 または y0x+y=0y \le 0 \Rightarrow x+y=0」で、これは真です。
選択肢3は、「x+y0x>0x+y \neq 0 \Rightarrow x > 0 かつ y>0y > 0」で、これは偽です。
(選択肢1と同じ命題)
選択肢4は、「x0x \le 0 または y0x+y=0y \le 0 \Rightarrow x+y=0」で、これは偽です。
正しい裏の命題は、x>0x > 0 かつ y>0x+y0y > 0 \Rightarrow x+y \neq 0 です。
これは真です。なぜなら、x>0x > 0かつy>0y > 0ならば、x+y>0x+y > 0なので、x+y0x+y \neq 0と言えるからです。
問題文の中に正しい裏の命題はありません。問題が間違っているようです。
ただし、選択肢1がもっとも近い形の命題です。

3. 最終的な答え

選択肢1が近いですが、命題と真偽が一致しません。
問題文に正しい解答がないと考えます。
(本来あるべき正しい解答は「x>0x>0 かつ y>0x+y0y>0 \Rightarrow x+y \neq 0」で、これは真)

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