赤玉2個と白玉4個が入った袋から、玉を1個取り出し、色を確認してから袋に戻す。この操作を4回繰り返したとき、赤玉がちょうど1回出る確率を求める。
2025/6/11
1. 問題の内容
赤玉2個と白玉4個が入った袋から、玉を1個取り出し、色を確認してから袋に戻す。この操作を4回繰り返したとき、赤玉がちょうど1回出る確率を求める。
2. 解き方の手順
この問題は反復試行の確率の問題です。
* 1回の試行で赤玉が出る確率を計算する。
* 4回の試行のうち、赤玉が1回出る組み合わせの数を計算する。
* 上記の確率と組み合わせの数を掛け合わせる。
まず、1回の試行で赤玉が出る確率 を計算します。
袋の中には赤玉2個と白玉4個が入っているので、合計6個の玉があります。
したがって、赤玉が出る確率は、
となります。
次に、1回の試行で白玉が出る確率 を計算します。
となります。
4回の試行のうち、赤玉が1回出る組み合わせの数は、二項係数で表され、 または で計算できます。
となります。
したがって、4回の試行で赤玉がちょうど1回出る確率は、二項分布の公式を用いて、
となります。
これを計算すると、
となります。