これらの式について、特に何かを求める指示はありません。
これらの式を整理、もしくは評価することを目標とします。
1) log(1+x4) ∣x∣<21 より、x2<21 なので、x4<41. したがって、1+x4>1 なので、log(1+x4) は定義できます。 log(1+x) のマクローリン展開は log(1+x)=x−2x2+3x3−⋯ なので、 log(1+x4)=x4−2x8+3x12−⋯ と展開できます。 2) (1+2x2)4(−2)3⋅4! (−2)3=−8 であり、4!=4×3×2×1=24 なので、 (−2)3⋅4!=−8×24=−192. したがって、(1+2x2)4(−2)3⋅4!=(1+2x2)4−192. ∣x∣<21 より、x2<21 なので、2x2<1. したがって、1+2x2<2. (1+2x2)4 を二項定理で展開すると、 (1+2x2)4=1+4(2x2)+6(2x2)2+4(2x2)3+(2x2)4=1+8x2+24x4+32x6+16x8. よって、1+8x2+24x4+32x6+16x8−192. ∣x∣<21 より、x2<21. ex のマクローリン展開は ex=1+x+2!x2+3!x3+⋯ なので、 ex2=1+x2+2!x4+3!x6+⋯. したがって、x2ex2=x2+x4+2!x6+3!x8+⋯.