3024にできるだけ小さい自然数をかけて、その積がある自然数の2乗になるようにするには、どんな数をかければよいかを求める問題です。

算数素因数分解平方数整数の性質
2025/6/11

1. 問題の内容

3024にできるだけ小さい自然数をかけて、その積がある自然数の2乗になるようにするには、どんな数をかければよいかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、3024を素因数分解します。
3024=2×1512=2×2×756=2×2×2×378=2×2×2×2×1893024 = 2 \times 1512 = 2 \times 2 \times 756 = 2 \times 2 \times 2 \times 378 = 2 \times 2 \times 2 \times 2 \times 189
189=3×63=3×3×21=3×3×3×7189 = 3 \times 63 = 3 \times 3 \times 21 = 3 \times 3 \times 3 \times 7
よって、3024=24×33×73024 = 2^4 \times 3^3 \times 7 となります。
ある自然数の2乗になるためには、全ての素因数の指数が偶数である必要があります。
現在、242^4 の指数は4で偶数ですが、333^3 の指数は3で奇数、717^1 の指数は1で奇数です。
したがって、333^3 には3を1つ、717^1 には7を1つかけることで、それぞれ343^4727^2となり、指数が偶数になります。
そのため、3024にかけるべき数は 3×73 \times 7 です。
3×7=213 \times 7 = 21

3. 最終的な答え

21

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