0000から9999までの番号について、以下の3つの条件を満たす番号の個数をそれぞれ求めます。 (1) 同じ数字をちょうど3個含むもの。 (2) 同じ数字をちょうど2個ずつ含むもの。 (3) 異なる数字が昇順に並んでいるもの。
2025/6/12
1. 問題の内容
0000から9999までの番号について、以下の3つの条件を満たす番号の個数をそれぞれ求めます。
(1) 同じ数字をちょうど3個含むもの。
(2) 同じ数字をちょうど2個ずつ含むもの。
(3) 異なる数字が昇順に並んでいるもの。
2. 解き方の手順
(1) 同じ数字をちょうど3個含むもの
まず、どの数字を3つ使うかを選びます。これは0から9までの10通りあります。
次に、残りの1つの数字を選びます。これは0から9までのうち、既に選んだ数字以外なので9通りあります。
3つの同じ数字と1つの異なる数字の並べ方を考えます。これは4つの場所から異なる数字の場所を選ぶことに相当するので、通りです。
したがって、同じ数字をちょうど3個含む番号の個数は、個です。
(2) 同じ数字をちょうど2個ずつ含むもの
まず、2つずつ使う数字を2種類選びます。これは0から9までの10個の数字から2つを選ぶので、通りあります。
次に、選んだ2つの数字を並べます。これは、例えば選んだ数字がaとbの場合、aabb, abab, abba, baab, baba, bbaaの6通りがあります。これは、通りです。
したがって、同じ数字をちょうど2個ずつ含む番号の個数は、個です。
(3) 異なる数字が昇順に並んでいるもの
まず、0から9までの10個の数字から4つの数字を選びます。これは通りです。
選んだ4つの数字を小さい順に並べれば、条件を満たす番号が1つ決まります。
したがって、異なる数字が昇順に並んでいる番号の個数は、個です。
3. 最終的な答え
(1) 同じ数字をちょうど3個含むもの: 360個
(2) 同じ数字をちょうど2個ずつ含むもの: 270個
(3) 異なる数字が昇順に並んでいるもの: 210個